この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。


こんにちは。
 
 
『源氏物語』は全部で五十四帖あるとされています。
 
 
比較的知名度が高いのは、一番はじめの「桐壺」や「若紫」、車争いという事件が描かれる「葵」などでしょうか。
 
 
今回は五十四帖ある『源氏物語』を、内容から三部に分けてすべての巻の名前を見ていきます。
 
 
(※巻の読み方は現代仮名遣いで書いています。)

 
 

スポンサーリンク

第一部

 

 
主人公「光源氏」の誕生からあまたの恋愛遍歴を繰り広げながら、王朝人として最高の栄誉を極める前半生を描いています。
 
 
「玉鬘」から「真木柱」までの十帖は、「頭中将」と「夕顔」の娘である「玉鬘」を中心とした一連の物語が描かれているため「玉鬘十帖」とも呼ばれます。
 
 
 1.桐壺 (きりつぼ)
 
 2.帚木 (ははきぎ)
 
 3.空蝉 (うつせみ)
 
 4.夕顔 (ゆうがお)
 
 5.若紫 (わかむらさき)
 
 6.末摘花 (すえつむはな)
 
 7.紅葉賀 (もみじのが)
 
 8.花宴 (はなのえん)
 
 9.葵 (あおい)
 
10.賢木 (さかき)
 
11.花散里 (はなちるさと)
 
12.須磨 (すま)
 
13.明石 (あかし)
 
14.澪標 (みおつくし)
 
15.蓬生 (よもぎう)
 
16.関屋 (せきや)
 
17.絵合 (えあわせ)
 
18.松風 (まつかぜ)
 
19.薄雲 (うすぐも)
 
20.朝顔 (あさがお)
 
21.乙女 (おとめ)
 
22.玉鬘 (たまかずら)
 
23.初音 (はつね)
 
24.胡蝶 (こちょう)
 
25.蛍 (ほたる)
 
26.常夏 (とこなつ)
 
27.篝火 (かがりび)
 
28.野分 (のわき)
 
29.行幸 (みゆき)
 
30.藤袴 (ふじばかま)
 
31.真木柱 (まきばしら)
 
32.梅枝 (うめがえ)
 
33.藤裏葉 (ふじのうらば)

 
 

第二部

 

 
「若菜上」からは『源氏物語』第二部といわれることがあります。
 
 
アラフォーになった光源氏(光る君)の運命が下降していき、物語も終わりに向かっていくのです。
 
 
「幻」と「匂宮」の間の「雲隠」は、名まえだけが残っており、本文がわからない状態の巻です。
 
 
紫式部は何も語らない手法で光源氏が「雲隠」したことを示している、との説もあります。
 
 
34.若菜上 (わかな)
 
35.若菜下
 
36.柏木 (かしわぎ)
 
37.横笛 (よこぶえ)
 
38.鈴虫 (すずむし)
 
39.夕霧 (ゆうぎり)
 
40.御法 (みのり)
 
41.幻 (まぼろし)
 
(雲隠 [くもがくれ])

 

スポンサーリンク

第三部

 

 
42番目の「匂宮」からの十帖は、『源氏物語』第三部,もしくは「宇治十帖」と呼ばれます。
 
 
というのも、以降は光源氏没後の宇治を舞台にしたお話で、登場人物がガラッと変わっているのです。
 
 
本当に紫式部が書いたのかという疑惑すらあります。
 
 
主な登場人物は、光源氏の孫(明石中宮の息子)の匂宮(におうのみや)、女三宮と光源氏の子(本当は柏木との不義の子)の薫(かおる)、宇治八の宮の娘の大君(おおいぎみ)中君(なかのきみ)浮舟です。
 
 
42.匂宮 (におうのみや)
 
43.紅梅 (こうばい)
 
44.竹河 (たけかわ)
 
45.橋姫 (はしひめ)
 
46.椎本 (しいがもと)
 
47.総角 (あげまき)
 
48.早蕨 (さわらび)
 
49.宿木 (やどりぎ)
 
50.東屋 (あずまや)
 
51.浮舟 (うきふね)
 
52.蜻蛉 (かげろう)
 
53.手習 (てならい)
 
54.夢浮橋 (ゆめのうきはし)
 
 
以上、五十四帖でした。
 
 
巻の名まえを確認したあとは、少しずつ読み進めてみてくださいね♡
 
 
たくさんの現代語訳が発売されていますよ。

 
 
【関連記事】