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06dae3aa2202b223852a58c290a0a3e0_sこんにちは、このかです。
 
瞑想を正しく行うと、幸福感を得やすくなるといわれます。
 
本当かなあ?
 
人の脳には、もともと快楽を感じたりやる気がアップするような「脳内物質」を分泌する仕組みが備わっているんですって。
 
そして、瞑想を行うと、そのような脳内物質が増えて、ふわりとしたよい気分になるのだそうです。
 
今回は、瞑想中に分泌されるという代表的な「脳内物質」について、お伝えします。

 

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1.「ドーパミン」の増加

 
「ドーパミン」という言葉を、耳にしたことがあるでしょうか?
これは、私たちの体の中にある神経伝達物質で、「やる気分子」ともよばれるものです。
 
ドーパミンは、やる気や集中力を向上させて、意欲を出させるホルモンなのです。
また、長期的な目的を達成したときには、「達成感」の喜びをももたらすと、いわれますよ。
 
ちょっと難しく言うと、ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、アドレナリン、ノルアドレナリンの前駆体でもあるのです。
 
これが、適度に増えるとやる気がアップして良い効果があるのですが、増えすぎると、興奮状態が続いたり、依存症を引き起こしたりするという問題も出てきます。
 
ドーパミンの分泌が多すぎないように制御しているのが、「セロトニン神経細胞」とよばれるものです。
セロトニンは、精神を安定させて幸福感を生み出す物質なのですが、セロトニン神経細胞は、ドーパミンを作る神経細胞をコントロールする役割を担っています。

 

瞑想によるドーパミンの増加

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瞑想しているとき、ドーパミンレベルが上がるという報告があります。
 
瞑想中にふわりとした気持ちよさを感じるときがありますが、それがこのドーパミンの効果なのです。
 
また、瞑想中は「セロトニン」や後述する脳内麻薬物質「βーエンドルフィン」も出ているので、その相乗効果で爽快感を感じるのです。
 
瞑想で「セロトニン」が増えることは、こちらに書いています。

 ↓↓


 

ドーパミンが増加するその他の状況

 
ドーパミンは、運動することでも増加します。
人は運動すると、新しい脳細胞が造られ、脳細胞の老化を遅らせることができます。また、脳への栄養素の流れが改善されるのです。
 
また、運動による効果は、瞑想と同じく「ドーパミン」だけでなく、「セロトニン」や「βーエンドルフィン」も増加します。
 
ドーパミンレベルが低下すると、人は、無気力になり、集中力や記憶力が欠け、疲労感を感じたり、睡眠不足になったりします。また、ドーパミン不足は、うつ病などの精神病にも関係しているのではないかと研究されていますよ。
 
気分転換に、適度な運動が良いといわれるのは、このためなんです。
 
ドーパミンは、アミノ酸のチロシンから作られているので、チロシン量の多い食材を摂取することでも改善されます。チロシンの多い食材は、アーモンド・チョコレート・コーヒー・緑茶・リンゴ・バナナなどです。
 
また、アルコール・タバコ・カフェイン・麻薬を摂取したとき、そして、食事をしているときにも増加することが分かっています。

 

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2.「βーエンドルフィン」の増加

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「ランナーズハイ」という言葉があります。
 
これは、長距離ランナーのように心を何かに集中し続けているとき、爽快感や高揚感を感じることですが、このときに脳内で分泌されるのが、脳内麻薬物質と呼ばれる「βーエンドルフィン」です。
 
β―エンドルフィンを出すためには、なにも長距離走をする必要はありません。ウォーキングやヨガのような、ゆったりとした運動で十分です。
 
β―エンドルフィンが麻薬物質とよばれるのは、「快感を得られる」からです。β―エンドルフィンには、なんとモルヒネの6.5倍の鎮静作用があるそうです。
 
実は、βーエンドルフィンは、その前に出ている「アドレナリン」を相殺するために分泌されるものです。
 
アドレナリンは、生命の危機を感じたときや、痛みや疲れを感じたときに緊急処置として出される物質で、これには毒性があります。その毒性を緩和するために分泌されるのが、β―エンドルフィンなのです。
 
本来、βーエンドルフィンは、アドレナリンがなくなれば役割が終わり、分泌も終了します。

 

βーエンドルフィンが分泌されるその他の状況

 
運動、瞑想の他にもβ―エンドルフィンの分泌が高まる場合があります。
それは、このようなときです。
 
高カロリーの食事の摂取したとき
睡眠欲、性欲、集団欲などが満たされているとき
成長を実感できたとき

 
βーエンドルフィンは、アドレナリンがなくなってからも、ずっと分泌し続けられる場合があります。それは、「精神性の高い欲求」が続く場合です。
利他の愛を感じるときや、自己の成長を実感しているときなどが、これに当たります。
 
また、βーエンドルフィンを分泌しているとき、脳は「α波」を出しています。
 
α波は、リラックスしている時に出る脳波ですね。
 
集中力を持続させたり、新しいアイデアやひらめきが生まれる状態のときの脳波です。このとき勉強をするとはかどるといわれます。

 

おわりに

 
瞑想をすると、気分がよくなる理由の1つは、これらの脳内物質が増えるからです。
脳の状態を知ることで、瞑想の効果の訳が分かりますね。

 


 

大雑把にいうと、こんな感じです。↓
 
★ ドーパミン⇒やる気がアップするホルモン
★ セロトニン⇒幸福感を感じるホルモン
★ β―エンドルフィン⇒脳内麻薬・快感を感じるホルモン

 
ただし、ドーパミンやβ―エンドルフィンは、増えすぎると妄想などの症状が現われる危険性があります。ヤバイです。
 
瞑想の危険性については、こちらをご覧ください。(´・ω・)

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