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 過ごしやすい季節になりました。
  
 5月は「皐月」、ゴールデンウイークから始まりますね。
 二十四節気の「立夏」から「小満」にあたる時期です。
  
 「立夏」(5月6日頃)は夏の始まりといわれる時期で、「小満」(5月21日頃)は陽気が盛んで万物が成長する時期です。
  
 緑が青々と茂り、生命力を感じる季節ですね。(*^^*)
  
時候の挨拶・ビジネスメール
 
 
 こちらは、ビジネス関係など、改まった手紙の時候の挨拶です。
 (「~の候」と「~のみぎり」は、どちらも使えます。)
  
 ● 新緑の候
  
 ● 葉桜の候
  
 ● 薫風の候
  
 ● 惜春のみぎり
  
 ● 立夏のみぎり
  
 ● 暮春のみぎり
  
 ● 夏浅し
  
 ● 青葉の候、皆様にはいっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。
  
 ● 万葉のみぎり、貴社いよいよご繁栄のこととお慶び申し上げます。
  
親しい人への挨拶(カジュアル)
 
 
 親しい人への挨拶は、「時候の言葉」と「相手の安否を気遣う言葉」をセットで表すことが多いです。
  
 ● 風薫るすがすがしい季節となりましたが、皆さまお変わりございませんでしょうか。
  
 ● 青葉が目にしみる今日このごろ、ますますご活躍のことと存じます。
  
 ● さわやかな初夏の風が吹く季節となりました。お元気にお過ごしですか。
  
 ● だいぶ夏めいてまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
  
 ● 澄み渡った五月の青空のもと、元気にご活躍のことと存じます。
  
 ● 緑したたるうるわしの五月となりました。お変わりありませんか。
  
 ● 花の美しさにも力強さが感じられる初夏の候となりました。
  
 ● 卯の花の候、皆さまお元気でお過ごしとのこと、喜ばしく存じます。
  
個性的な表現

  
 かなり親しい人へのくだけた表現です。
 自分の近況や気づいたことなどを、自由に表しています。
  
 ● 品格ある白牡丹の花があなた様を連想させました。ご健勝にお過ごしのことと存じます。
  
 ● たけのこご飯の香りに、遠いふるさとが思い出され、心が和みました。
  
 ● 丹精した真紅のバラがあでやかに花咲き、心の底から喜びを感じているこのごろです。
  
 ● 駅のホームの花壇も、つつじの花盛りで、乗り降りする人の目を楽しませてくれています。
  
 ● お茶屋さんの店先で「新茶」の文字をみかけ、夏の到来を実感いたしました。
  
 ● ゴールデンウイークは、どこかへお出かけになりましたでしょうか。
  
 ● 鯉のぼりが晴れ渡った空にひるがえっております。お子様はお元気ですか。
  
 ● 野山の自然へしきりに心いざなわれる昨今、今度ご一緒にハイキングなどいかがですか。
  
5月の手紙・末文

 ● 向暑の折から、くれぐれもご自愛ください。
  
 ● 寒暖の差が大きい季節柄です。なおいっそうご自愛くださいませ。
  
 ● 我が家のさつきが満開となっております。一度おこしくださいませ。
  
 ● 五月晴れの日々を、皆さまどうかお健やかにお過ごしください。
  
 ● 五月晴れの空のように、皆様のお気持ちが晴れやかでありますようお祈り申し上げます。
  
 ● 万緑が生い茂るこのごろ、皆さまの更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
  
 ● 過ごしやすい季節になりましたが、体調をくずさぬようお気をつけください。
  
 ● 何かとご多用とは存じますが、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください。
  
 
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