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中高校生になると、修学旅行の後で俳句を詠む宿題が出ることがあります。
俳句なんて作り方教えてもらってないのに無理!と思う人もいるでしょう。


確かに、学校ではきちんと教えてくれないのに宿題に出るものがありますね。
「俳句」や「感想文」なんてまさにそうです。

さて、修学旅行では奈良・京都に来る学校が多いようです。
関西の学校は広島や沖縄などへ行くことが多いです。


ここでは奈良と京都の夏の俳句をテーマに考えてみましょう。
奈良・京都は地名に風情が感じられるのでしっかり使いたいです。

「俳句」を作ってみよう

「俳句」のポイントはただ2つです。
「5・7・5」の17文字で「季語」が入っていることです。

これさえ守れば、俳句としての形は◎です!

俳句に「季語」がある理由はこちらに↓

小学生の夏休みの宿題の俳句の例はこちらを参考に↓

「季語」を決める

季節は「夏」が多いでしょうか。
まずは必ず必要な「季語」です。

「季語」は2つを重ねる「季重ね」や、
続く2つの季節の季語を使う「季違い」という技法があります。


でも、ここはひとつに決めましょう。
夏の日に・夏の庭・夏の夕・夏の雲・新緑の・万緑の・鹿の子の
かき氷・ソーダ水
などが使いやすいでしょうか。

秋の場合なら、
秋深し・京の秋・秋の夜・秋の空などなど秋パターンで同じように考えてください。
教科書の「歳時記」に載っている「夏・秋の季語」なら何でもOKです。

使う地名等を決める

次に土地柄を示す使える語を考えてみましょう。

京の町・京の庭・京の寺・金閣寺・銀閣寺・南禅寺・延暦寺・夢舞台・舞妓さん
奈良の町・奈良の鹿・東大寺・法隆寺
 など。


奈良・京都のお寺は5文字のものが多いですね。
これらは始めか最後の5文字にそのまま使えるので便利です。

4文字は語尾を工夫します。
仁和寺の・清水の・鴨川を・大仏の など、
「の」「に」「を」など助詞を加えて5文字にします。

6文字は字余り・字足らずでOK
奈良公園・清水寺・五重塔・鹿せんべい など。

 

他の地方の場合も、
厳島(いつくしま)、佛通寺(広島)、佐世保港、ビードロの(長崎)、
首里城に、首里の空、ひめゆりの(沖縄)
など。

雰囲気のある歴史建造物をあてはめると同じようにできます。

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現代風がよいならグラバー園、ハウステンボスなども有りだと思います。
ガイドやパンフレットの中にある「使えそうな言葉」を探してみてね。

「動詞」をひとつ入れる

俳句には動きが必要です。
「自分の動き」「見た物の動き」を一つ必ず入れましょう。

俳句の例


「感じたこと」でかなり無難なパターンを考えてみました。
本当は自分の「見たこと」や「したこと」を動詞に使うほうが、
個性がしっかり出てよい
と思いますよ。

 

「仁和寺の 青葉を揺らす 夏の雨」
「万緑や 生える町並み 京の空」
「南禅寺 淡く輝く 蛍はね」
「新緑の 香り漂う 法隆寺」

こういう感じでしょうか。なんとなく女子向けです。

無難な句は、始めと最後の5文字が応用がききます。

 

例えばこれもそう。↓

「竹林に 歴史感じる 嵐山」
↑          ↑
夏の雲        京の庭
夏の日に       南禅寺
万緑に        東大寺

 

※「季語」と「地名」をいろいろ組み合わせることができます。
ただ、こういう情景に重点を置いた句は印象が薄くなります。
俳句で何かの賞を狙う場合は、もっと個性が出るように考えてみてください。

 

俳句らしい言葉を使いたいなら「切れ字」を用いるとよいです。
「~や」「~かな」「~けり」を使います。
「蛍かな」とか「鹿(か)の子かな」とか。

「古都の夜に ふわりと光る 蛍かな」
「鹿せんべい 笑顔はじける 鹿(か)の子かな」(子供っぽい…(;’∀’)?)

 

川柳風なら
「下賀茂の みたらし眺め ひと休み」
とか。(^^)

下鴨神社の近くに「みたらし団子発祥」の有名店があるんですよ。
これは「したこと」なので印象が強いです。
きちんと季語も入っています。

「御手洗(みたらし)」は「夏」の「季語」です。
季節感のある「和菓子」は、季語として使われます。
白玉、葛餅、ところてん、みつまめ、あんみつ、水ようかん、氷菓子 なども
「夏の季語」です。

 

 

でも、「清水で 八つ橋食べて ひと休み」なんかはダメですよ。
これは川柳(季語がない)です。気をつけてください。(´・ω・)

 

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