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スピリチュアルの世界では、よく瞑想が取り上げられます。
瞑想が潜在意識、つまり精神世界に関係すると考えると、それも当然でしょう。
瞑想とスピリチュアルは全く無関係と考える人もいれば、密接な関係がある考える人もいます。
今回は、瞑想とスピリチュアルの関係について考えます。
スピリチュアルとは
「スピリチュアル」という言葉は、もう一般的なものになっていますね。
でも、抽象的な言葉なので、人によってとらえ方が異なるようです。
Wikipediaには、このように記載されていますよ。
英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来するキリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する。
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スピリチュアルとは、宗教的・精神的な物事や、超自然的な、という意味を持つものです。
もう少し踏み込むと、今、日本で「スピリチュアル」と呼ばれるものは、
「目には見えないもの」
「自分自身を深く見つめること」
「自分の人生やカルマ(業)について考えること」
「愛や命(魂)そのもの」
というような「概念」を表すものです。
非常に広い範囲の意味に使われているのが分かりますね。
ですから、「スピリチュアル」を一言で言い表すのは難しいです。
大雑把にいうと、書籍では精神世界について書かれたものが「スピリチュアル」というジャンルに分けられます。
書店では、宗教や自己啓発の近くの棚に置かれていることが多いです。
瞑想についての説明は、こちらにあります♪↓
瞑想とスピリチュアル
精神世界について語ることが「スピリチュアル」なことだとすると、その中に瞑想が含まれることはあり得るでしょう。精神世界や大宇宙との交信を求めて瞑想を行う人にとっては、密接な関係があるといえます。
一方、瞑想を脳科学的にとらえ、頭をすっきりさせストレスを解消するために行う人もいます。そういう人は、瞑想をスピリチュアルなどという胡散臭いものと同じように思われたくないと考えていてもおかしくありません。
つまり、人によって捉え方が違うのです。
しかし、どちらの考え方の人も、実践している「瞑想の方法」自体に違いはありません。
精神世界に重点を置いて取り組むのか、心身の健康・リフレッシュのために取り組むのか、という目的意識が異なるだけです。
「スピリチュアル」という言葉を否定的に捉える人もいますが、瞑想はスピリチュアルとは違う観点からも実践できるので、あまりこだわらずに取り組んでみては、いかがでしょう。
瞑想の効果やメリットは、こちらにあります。↓
おわりに
瞑想とスピリチュアルのとらえ方は、人によって異なるので、どれが正しいという答えはないということです。
私は、瞑想とスピリチュアルとは、あまり関係ないものととらえています。
潜在意識のことで1つ簡単にお話ししますと・・・
「潜在意識に入ったものは、必ず実現する」という法則があります。
何かを成し遂げようとするときは、その強い達成意志が潜在意識に入っているということが非常に大切です。入っていれば、行動が変わり、実現できます。
潜在意識についてのこのような考え方は、大脳生理学に基づくものです。
しかし、それをスピリチュアルや自己啓発と結びつけて語る人が多いので、気をつけなければいけません。
なぜなら、スピリチュアルや自己啓発にハマって、人生を棒に振ってしまう人がいるからです。
カルマとか、前世が何だったとか、霊的に考えると、とかいう類のものです。
そういう考え方が、悪いというのではありません。
ただ、そういうものは、 どんなに考えても確かめようがない、答えのない物だから問題なのです。
それをひたすら突き詰めようとしても、得られる物はないので、現実が全く伴わなくなる危険性があります。
何かを実践するときは、現実的に日常の中で活かしていけるかどうかが、生きる上で大切なことです。それができないようなら、ある程度のところでやめるべきでしょう。
現実と乖離しすぎてしまうと、うまく生きていけなくなります。
ということで、私は「瞑想」をスピリチュアルとは切り離して考えています。
瞑想の方法は、こんな感じです(*^^)v↓