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夏祭りや花火大会に行くときは、浴衣で行きたくなりませんか?
 
 
梅雨ごろになると、帯と草履が入った「浴衣セット」が、デパートやスーパーなどで販売されますね。
 
 
最近は、インターネット通販でも、多くの色柄の中から選べます。小物類もセットされているのが多くて、全く初めてそろえる人でも安心で便利です。
 
 
私も、娘の着物(小紋)や浴衣を、何度か買ったことがあります。
 
 
娘は茶道部の夏合宿で、毎年、必ず浴衣着用のお稽古があるのです。合宿でしか着ないのに、毎年、新しい物を欲しがります。浴衣や着物って、着て行けるところは少ないけど、いろんなものを着てみたくなるんですよね。
 
 
なので、実際に買ってみた経験から、浴衣を通販で購入するときに、考えておいたほうがよいなと思うことを、書きます。

 
 

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1.単品かセット商品か選ぶ

 

 
浴衣を着るときは、浴衣だけではなく、帯、下駄、肌着、腰ひもが必要です。
 
 
ですから、全く初めて浴衣を着る場合は、浴衣を選んでから、帯を決めて、下駄を決め、髪飾りはどうしようと考えます。
 
 
一つ一つ選ぶのはとても楽しいのですが、お急ぎのときや、選び方がよく分からない場合もあると思います。
 
 
そんなときは、必要な物がすべてセットになった商品があると、すごく便利ですね。
 
 
私は、娘の小紋(着物)を初めて買ったとき、着物用の肌着や長襦袢、足袋、小物類、下駄がすべて入ったセット商品を買いました。
 
 
そして、その次からは、小紋(着物)と帯だけを、それぞれ選んで買うようにしたのです。
 
 
浴衣は小紋(着物)に比べると、下に着るものが少ない(肌襦袢などはいらない)ので、「浴衣+帯+下駄」がセットになったものを選ぶのもよいと思います。
 
 
また、それぞれ数種類の中から、自分で組み合わせて選べる商品もあります。
 
 
セットの内容は、お店によって異なるので、しっかり確認してくださいね。
 
 
既製品の場合、フリーサイズか、MとLの2サイズがほとんどですが、通販でもトールサイズやふくよかな人ように身幅の広いサイズを展開しているところもあります。

 
 

2.色柄の好みを決めておく


 
まず、自分が着ていく場所や一緒に行く人などから考えて、どんな雰囲気の浴衣がよいか、おおよそのイメージを固めておきましょう。
 
例えば・・・・
 
友達と夏祭りに行くので、かっこいい粋な浴衣がいい
派手な大正ロマンは好きじゃないので、品の良い古典柄の浴衣がいい
彼氏と花火デートに着ていくので、とにかくかわいい雰囲気のものがいい
最新流行の有名デザイナーのものがいい
若作りに見えない年相応にきれいに見えるものがいい
 
などなど・・・・
 
始めに、ざっくりしたイメージを、作っておきます。
 
イメージが決まると、
 
今しか着れない思いっきりかわいいピンクにしよう!
かっこよく青い色で決めたい!
大人っぽく黒色で決めるのも粋でいいかも!
思い切ってビタミンカラーにすると個性的かな!
 
など、色も思い浮かびやすいです。
 
浴衣や着物は、洋服の上着にはとても選べないと思えるきれいな色や大きな花柄の物でも、しっくりきれいに決まります。
 
いつもの自分より派手目にしたほうが、輝きますよ。
 
40代以降になると、品があるかどうかを考えるのも大切なので、しっとりした上質な生地・染のものをおススメします。色は、寒色系が定番人気です。
 
色よりも柄が大事という人もいますね。
 
昔から浴衣によく使われる絵柄は、朝顔や桔梗、撫子、蝶、金魚、最近ではバラやユリも人気です。

 

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3.素材をしっかり確認すること


 
浴衣を選ぶとき、考えておきたいのは、色柄だけでなく素材です。
 
モニター画面では、すごくきれいに映る生地が、届いたら「え~~~っ!」とがっかりすることもあります。(ありました。)
 
でも、浴衣は、和装の中ではめちゃくちゃカジュアルな位置づけなので、そんなにリスクはないでしょう。洋服でいう「Tシャツ」みたいなものでしょうか。
 
なので、高く見える素材かどうかより、着ていて快適かどうかが大切です。
500円のTシャツと5,000円のTシャツの違いみたいなものですね。
ちょっとぐらい高くても、TシャツはTシャツです。
 
浴衣に選ばれる素材は、こちらです。

 
 

1.木綿の浴衣

 
浴衣はもともと夏の夕涼みに着るものなので、素材は「木綿」が主流です。
 
木綿の長所は、吸湿性がよく、肌ざわりがサラッとしていて、丈夫なところです。
 
一言で木綿といっても、いろいろ種類があるのですよ。
 
肌触りのよいものになるほど、生地の織り方が複雑になっていて値段が高いです。そこで、値段に差ができるのでしょうね。
 
でも、しょせんは浴衣です。
ぶっちゃけ、見た目はたいして変わりません。
 
「綿紅梅」と呼ばれる格子状に織られた生地や「綿絽」は、手間がかかり生地がしっかりしているので、高価です。デパートでは、こちらの商品が多く売られているので、素材にこだわる方は選ばれるとよいでしょう。
 
でも、たいていは、普通の木綿製の商品です。
ただ、商品によって綿の厚みが違います。
 
特別安価なものは、もしかしたらとても薄い生地かもしれないので、薄い色のものは選ばないほうがよいかもしれません。通販は、直接目で見て確認できないので、気をつけたいですね。
 

 

2.麻の浴衣

 
麻は、夏用の衣類に適していて、洋服でもよく使われる生地です。
 
麻はしわになりやすいという欠点もありますが、肌に触れたとき、最もサラッとした涼しさを感じる素材です。
 
汗を吸いやすく、また、吸った汗がすぐに発散する生地なので、蒸し暑い真夏に最適の素材なのです。
 
麻だけのものは「本麻」と、木綿との混紡を「綿麻」と呼びます。

 

3.化繊(ポリエステル)の浴衣

 
通販やスーパーのセット商品に多いのが、この化繊の浴衣です。
 
 
汗を吸いにくい素材なので、汗ばむと肌に張り付く感じがします。そのため、夏祭りなどに行ってたくさん汗をかくと、不快に感じることが多いです。
 
 
最近は、化繊(ポリエステル製品)の着物でも、品質のよいものが出ていますが、浴衣の場合は、さほどでもないと思います。
 
 
ポリエステルの長所は、しわになりにくくて、洗濯機でもサブサブ洗える丈夫なところです。

 

まとめ


 
通販で浴衣を選ぶときのポイントをまとめます。
 
 
★単品かセットか選ぶ
 
 
初めてさんは、「浴衣セット」がお手軽です。2枚目からは、こだわりも強くなるので、浴衣と帯を別々に単品に買うのもいいですね。
 
 
★素材
 
 
大きく分けると、「木綿」・「麻」・「化繊」があります。それぞれの特徴を知ったうえで、 予算と考えあわせて決めましょう。
 
 
★イメージ
 
 
誰とどこへ行くときに着るかを考えると、自分のなりたいイメージが定まります。
 
★色・柄
 
 
イメージから決まった色柄をメモしておくとよいですよ。
 
 
色は、「紺色」「白」「黒」「ピンク」「赤」「黄」など、柄は、「朝顔」「撫子」などがあり、それぞれ「古典柄」と「現代柄」があります。
 
そうして、キーワードが決まったら、ネットショップで調べてみましょう。
 
 
私の経験では、お店の画像は、色合いが明るめに映っているところが多く、素材も実際のものよりよく見えると思ったほうがよいと思います。
 
 
それを差し引いて選ぶと、思ったのと違うとがっかりすることは少ないでしょう。
 
 
★若い人向けのセットは、こんな感じのものがあります。
青から紺色の深い色のものは、実際に見ると、画像より地味に見えると思ったほうがよいですよ。

  ↓ ↓

 
★大人の女性向けの落ち着いたのは、こういう雰囲気のものになります。
  ↓ ↓

 
この他にも、たくさんショップがありますので、いろいろ検討してみてくださいね。
 
年齢別におすすめの色柄は、異なります。コチラの記事も参考にどうぞ↓