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ごまは、日本人には、とってもなじみのある食材ですね。
 
お料理やドレッシングによく使われますし、黒ごまきなこやごまプリンなど、和風のスイーツやお団子などにもよく合います。市販のふりかけなどにも、よく含まれていますね。
 
私は、白ごまをふりかけにしたり、肉料理などにもパッパとふりかけたりと、結構なんにでも使っています。
 
もともとごまが好きなのと、「セサミン」をサプリでなく食品から摂ろうと思ってのことですが、もしかして、食べ過ぎるとよくないことがあるのかなと気になりました。
 
いつも、100g入りのパックの「すりごま」を買っているのですが、なくなるのがすごく早いのです。(^^:)
気になったので、調べてみました。
 
始めにお伝えしておくと・・・
 
ごまの理想的な摂取量は、1日10~20g、大さじ2杯です。
 
そして、食べ過ぎても、副作用はありません。(アホほど食べなければ)
でも、吹き出物ができたり、お腹を壊しやすくなる場合があります。
 
それでは、なぜ、ごまの食べ過ぎはNGなのか、見ていきましょう。

 

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ごまの1日の摂取量と吸収の仕方

 
ごまは、その強い抗酸化作用から、アンチエイジング効果のとても高い食材です。
➾関連記事:栄養満点!ごまの栄養と効果・効能
 
そもそも、ごまは、植物の「種子」です。
ゴマ科の一年草で、花が咲いた後にできる「種」なのですね。(^^)
こんな白い花が咲くようですよ。ひらひらしていてかわいいです♪
            ↓↓

出典:wikipedia

 
種子は、栄養分も多いですが、脂質が多く高カロリーのものが多いです。
ごまに含まれる成分も、約半分はリノール酸、オレイン酸などの脂質です。
 
これらの脂質は、植物性油脂で、ゴマリグナンという成分を多く含みます。
ゴマリグナンは、強い抗酸化作用を持つものです。
 
ちょっと、ややこしいですけど、この抗酸化成分「ゴマリグナン」に最も多く含まれる物質が「セサミン」なのです。
 
でも、いくら体によいものでも、油分なので、摂りすぎると、体質によっては、お腹を壊しやすくなったり、吹き出物が出たりします。
 
また、ごまには固い殻があるので、そのままたくさん食べると、消化不良を起こしやすく、これまた、胃腸に負担をかけてしまうのです。

 

「すりごま」がおススメ!


 
パックのごまは、「白ごま」「黒ごま」が、それぞれ「いりごま」「すりごま」に分けられ、たいてい4種類市販されています。
 
「いりごま」は、生のごまを炒ったもので、見た目は粒のままのごまです。
「すりごま」は、炒ったごまをすりつぶして、半粉状にしたものです。

 
大学いもや和え物などには、粒々の黒ごまが向いていると思うのですが、私は、白のすりごまが好きなので、いつもこれを使っています。
 
ごまは、栄養満点と書きましたが、実は、皮でおおわれているごまをそのまま食べても、ほとんど栄養素を吸収できないのだそうです。
 
せっかく健康によいと思っているのに、これでは台無しですね。
 
でも、このごまの栄養は、すりつぶすことで簡単に吸収できるようになります。
細かくすればするほど、しっかり吸収されるそうですよ。
 
つまり、「すりごま」を選ぶのが正解ということです。
でも、白ごまは脂質が多いので、どちらかというと、「黒ごまのすりごま」が一番なのでしょう。

 

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1日の摂取量は大さじ2杯


 
ごまは、主成分が植物性油脂なので、かなり高カロリーです。
100gあたり578カロリーです。
 
食べてから1日たつと、ゴマリグナン(セサミン)は、体外に排出されます。
ですから、1時に大量にではなく、毎日定期的に摂取することが重要です。
 
その目安が、1日10~20gといわれます。

 

まとめ

 
健康食品の代表といっても、食べ過ぎはいけません。
医食同源! 栄養はバランスが大切ですね。(*’▽’)
 
★ごまの摂取は、1日大さじ2杯が理想的!
★それを続けると、アンチエイジング効果あり!
★すりごまのほうが、栄養吸収面でも消化の面でもおススメ
★食べ過ぎると、吹き出物が出たりお腹を壊すことがある

 

 
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