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こんにちは、このかです。
 
「和のお稽古」のもっとも王道的なものに「茶道」があります。
 
茶道というより「茶の湯」というほうが、わびさび感があって私は好きなんですけど。
 
この茶道、日本文化の集大成と、よくいわれます。
 
そんなたいそうなとも思いますが、それなりに根拠はあるようですよ。

 

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茶会の大まかな流れは?



茶会に招きお客様をもてなす行為の中に、
日本文化の多くの要素が詰まっているからです。

茶事は時間や内容によって、七式があります。
朝茶事・正午の茶事・夜咄の茶事・暁の茶事・飯後の茶事・不時の茶事・
跡見の茶事
です。

例えば、正午の茶会の場合の簡単な流れは・・・、
客人はそのTPOに合う格の「和装」で、遅れないように伺い、
亭主があらかじめ打ち水をし、清められた「露地」をとおって
の景色を楽しみます。

待合の「掛物」からは、その日の趣向がうかがえます。
掛物はその日のメインとなるもので、亭主がもっとも心を入れるものです。

茶事が行われるのは、小さな「茶室」(和室)です。
そこで「一汁三菜」の懐石がふるまわれます。
膳が引かれた後には、炭をつぎ、その日の趣向や季節に合わせた「お菓子」が出されます。

その後、亭主は濃茶の準備をし、客はいったん庭に出て、外の空気に触れて一休みします。

それから「濃茶」の時間です。
改めて清められた室には季節の「花」が飾られています。
「茶器」(陶芸)はお菓子とともに、亭主が心を入れてしつらえるものです。
そして、ゆっくり語り合いながら「薄茶」をいただきます。

この一連の数時間の流れの中で、ざっと思いつくだけでも

「和装」、「庭」、「掛物」(書)、「和室」、
「懐石」、「和菓子」、「いけばな」、「お茶」、「陶芸」


これだけの日本文化が、含まれています。

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家で気軽に楽しみたいとき


薄茶とお菓子をいただくだけなら、家庭でもじゅうぶん楽しめます。
お茶碗だけは、お茶道のようのもののほうが雰囲気が出ると思いますが、
同じような形・大きさのもので代用は可能です。
お抹茶は、こだわりを持たなければ、
スーパーなどの小売店でも売られています。

ティースプーンで抹茶を茶碗に入れ、
ポットのお湯を注いでかき混ぜる。
それだけです。

抹茶2グラム、お湯600ccが一人分の適量といわれています。
小さめの泡だて器があれば、泡立ちますよ。

 

 

まとめ

亭主の客に対するおもてなしのこころとそれにこたえる客のこころ。

大切なのは「型」「作法」をとおして「こころ」を伝えることなのでしょう。

「茶の道」の中で先人が築き守り続けてきた日本の「こころ」は、
今も私たちの思想や日常のふるまい、挨拶や冠婚葬祭、
贈答のマナーなどに受け継がれています。

時代とともに柔軟に変化させつつも、
その核となる「こころ」を失わないように守りたいです。

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