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昨年、買った桜盆栽。
 
「昨年は見事に咲いたのに、今年はなぜか全く花が咲かない!」ということが、なぜかあります。
 
 
花物盆栽の花が咲かないのには、複数の理由があって、それらが組み合わさっている場合もあります。
 
 
今回は、そんな桜盆栽の花が咲かない理由と、その対処法についてお伝えします。

 
 

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桜盆栽の花が咲かない理由

 
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1.株が若すぎる

 
購入した年に、花を咲かせない場合は、まだ株が若い可能性があります。
 
 
実生から育てた株は、開花するまで年数がかかります。
 
 
「その年から花が咲く」というふれこみの商品を選ぶと、たいてい3年以上育った株なので安心です。
 
 
桜の種類によって、開花までの年数が異なり、5年以上かかる品種もあるので、すぐに開花を楽しみたければ、「その年から咲く商品」か確認してから購入しましょう。
 
 
こいういう商品を選ぶと、始めの年はおそらく大丈夫でしょう。(´・ω・)
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2.水分不足

 
桜の木が、花芽を形成する時期は、真夏です。そして、その時期に水切れをおこすと、翌春の花数に大きく影響を及ぼすのです。
 
 
真夏は植物の成長期なので、たっぷり水を吸い上げます。でも、夏は気温の高い日が続くので、土が乾きやすく水切れをおこしやすい困った時期でもありますね。
 
 
もしも水切れを起こしたとしても、その影響が出るのはずいぶん先の「次の春」なので、そのとき(真夏)に気づかないこともとても多いのです。
 
 
乾燥の程度は、盆栽の置き場所の日照時間や風通し、方角などによって異なります。鉢の土が乾いていると思ったら、真夏の水やりの回数を多め(1日3~4回)にしましょう。
 
 
乾燥が激しい場所の場合、土の上に苔をはるのもおすすめですよ。

 
 

3. 日当たりが悪い

 
桜は、日光を好む植物です。
 
 
日当たりの良い場所でなければ、花を咲かせなくなります。
 
 
花芽を形成しても、つぼみのまま開花しないこともあり、花芽を形成できないこともあります。
 
 
まず、室内に置きっぱなしは、厳禁です。日照不足のため、花が咲かないだけでなく、枯れる原因になります。忘れないように2~3日経ったら、屋外に戻してあげましょう。
 
 
屋外では、方角(できれば東側がよい)に気をつけ、その場所に、日光をさえぎる建物がないか確認します。
 
 
また、時間帯によって、日の当たる場所が変わるので、置き場所の午前、昼間、夕方のそれぞれの時間帯の日照を観察しておきたいです。

 
 

4.追肥の時期の影響

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たっぷり栄養が足りていなければ、充実した株になりません。そのためには、日光・水だけでなく「肥料」も必要です。
 
 
桜に施す「追肥」は、一般的に「年に2回」行います。
 
 
1度目は、花芽がふくらみ出す2月頃で、2度目は、花芽を形成する8月頃です。
 
 
この追肥の時期が悪ければ、花が咲かなくなる場合があります。
 
 
特に、夏に与える追肥は、桜の育成期にあたり、花芽形成の養分補給のためにとても大切なのです。
 
 
鉢植えの場合は土の容量が少ないため、追肥の養分が流れ出やすいという特徴があります。ですから、多めの量の追肥を与えるか、土の様子を見て数回に分けて与えるとよいです。

 
 

5. 剪定の時に花芽を落とした

 
桜の剪定の時期は、一般的には冬の12月~2月頃です。
 
 
桜は基本的に、「間引き剪定」というのを行います。これは、混み合っている部分をすくようにして、根本から切っていく剪定法です。
 
 
そのとき、花芽のついている枝を中途半端に切り戻してしまうと、花芽を落としていまいます。そうすると、花数が減ってしまうので、注意が必要ですよ。
 
 
不適切に剪定を行うと、花芽を全部落としてしまって、全く花が咲かないこともあるのです。
 
 
枝先に集中して花芽がつく品種も多いです。その場合は、どこから切ればよいか悩んでしまいますね。
 
 
適当に剪定して、花芽まで切り落としてしまっては元も子もないので、そんなときは、もう少し遅い時期、開花した後に剪定するのがおすすめです。

 
 

6. 植え替えなどによる環境の変化

 
桜は環境の変化に弱い植物です。また、盆栽の場合は小さい鉢に植えるから、いっそう桜にとっては大きなストレスがかかってしまいます。
 
 
新しい環境に慣れないうちに花芽形成や開花の時期にあたってしまうと、うまく適応できない場合があるのです。
 
 
また、置き場所を変えるときにも、注意が必要です。いきなり日当たりの良い場所に置きかえると、環境になじみにくいためです。

 
 

7. 成長期に根を切った場合

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桜盆栽の植え替えは、通常冬の12月頃から3月頃までに行います。
 
 
この時期はあまり根も活発には動いておらず、植え付ける時に根を切っても、その後の生育にはあまり影響がありません。
 
 
でも、それ以降の夏に向かう成長期に入ってから植え替えて、その際に根を切ると、桜に大きなストレスがかかります。
 
 
回復するのに日にちがかかるので、花芽をうまく形成できなくなることがあります。また、ひどい場合には、枯れてしまう場合もあるのです。
 
 
根を切る時期、植え替えの時期は、くれぐれも注意しましょう。

 
 

まとめ

 
花が咲かないのは、「株」の力が弱いことと、剪定時に花芽を切ってしまうことが原因です。その原因を取り除くと、徐々に桜は力を取り戻します。
 
 
株が弱る大きな原因は、水不足、日照不足、栄養不足(追肥の与え方)と、根を切ってしまうことです。
 
 
それらに適切な対処をすると、弱りきっていなければ徐々に回復していきます。

 
 
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