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1月は、1年の内で改まった手紙やハガキを出すことがもっとも多い時期ではないでしょうか?
「松の内」の間は「年賀状」を、それ以降「大寒」までは「寒中見舞い」を送るとおおよそ決まっていますよ。
この記事では、年賀状や寒中見舞いではなく「一般的な手紙」の書き方をご紹介します。
「年賀状」「寒中見舞い」の書き方は、こちらを参考にしてください。
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時候の挨拶・ビジネスメール
こちらは、ビジネス関係など、改まった手紙の時候の挨拶です。
(「~の候」と「~のみぎり」は、どちらも使えます。)
● 新春の候
● 初春の候
● 厳寒の候
● 厳冬のみぎり
● 寒冷のみぎり
● 寒風のみぎり
● 新春の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
● 初春の候、皆様ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
親しい人への挨拶(カジュアル)
親しい人への挨拶は、「時候の言葉」と「相手の安否を気遣う言葉」をセットで表すことが多いです。
● 新春とは申しながらまだ耐え難い寒さに見舞われていますが、お元気でしょうか。
● ご一家お揃いで明るい春をお迎えのことと、心よりお喜び申し上げます。
● 寒さがひとしお身にしみる季節ですが、いかがおしのぎでしょうか。
● 皆様には、お幸せな新年を迎えられ、健やかにお過ごしのことと存じます。
● 先生にはご機嫌麗しく、清々しい初春を祝われていることと拝察いたします。
● 寒に入り、北風がひときわ身にしむこの頃です。皆様にはお変わりございませんか。
● 早いものでいつの間にか松の内も過ぎてしまいました。いかがお過ごしでしょうか。
個性的な表現
かなり親しい人へのくだけた表現です。
自分の近況や気づいたことなどを、自由に表しています。
● 正月休みが終わり、普段の生活が戻ってまいりました。
● 本年も例年と同じく、家族そろって○○神宮へ初詣に行き、家内安全を祈ってきました。
● お屠蘇気分も消え、すでに多忙を極めていますが、仕事始めはいかがでしたでしょうか。
● 小雪が舞う朝、庭の松の木の上を、初雀が一羽飛んでいく姿を目にしました。
● 当地では珍しい大雪が降り、子供たちが雪遊びに興じています。
● 雪の季節になると、スキー合宿での生活が懐かしくよみがえります。
● 寒さなどものともせず、寒稽古に励んでいるあなたの姿が瞼に浮かびます。
1月の手紙・末文
● 本年も変わらぬお付き合いのほど、お願い申し上げます。
● 新たな気持ちで、今年一年よろしくお願い致します。
● 皆様の今年一年のご多幸を、お祈り申し上げます。
● まだまだ厳しい寒さの日が続きます。くれぐれもご自愛ください。
● 寒さ厳しき折、お風邪など召しませぬようお気を付けください。
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