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こんにちは。
 
 
お年始に取引先や顧客に年賀状を出す場合、何か一言、気の利いた添え書きができると、印象に残るのになーと思ったことはないでしょうか。
 
 
毎年、誰に対しても同じ一言というのは、個性が感じられなくて、ちょっとつまらないですね。なかなかその一言を思いつかないのも、たしかなのですが…。
 
 
でも、せっかく送るのですから、相手に喜ばれる年賀状になるように、工夫したいですね。
 
 
ということで、今回は、ビジネス上の関係で添え書きをするときのおすすめの一言を、紹介します。

 
 

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年賀状にふさわしい添え書き文例・ビジネス編

 

 

添え書き1:旧年中のお礼

 
旧年中のお礼は、ビジネスに限らず大切ですね。
まずは、お世話になった、または懇意にしていただいたお礼を述べましょう。

 
●昨年中のご厚情に心より御礼申し上げます
 
●昨年は親身なご指導をいただき、ありがとうございました
 
●旧年中は格別のご指導、ご支援を賜り、まことにありがとうございました
 
●日頃の親身なご指導に深く感謝申し上げます
 
●旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました
 
●昨年中のご厚情に心より御礼申し上げます
 
●本年もよろしくご指導下さいますよう願い申し上げます

 
 

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添え書き2:本年の目標・抱負

 
上司や先輩へ出す年賀状は、会社員らしく今年の抱負を一言添えるのがコツですよ。個性がで出て印象がよくなります。
 
●今年は昨年以上の成果を達成できるよう努力する所存でございます
 
●これまでのご指導をさらに活かせるよう努める決意でおります
 
●本年もご期待に添えるよう精進いたす所存でございます
 
●昨年の経験を生かし 今年はご期待に応えるべく精進する所存です

 
 

添え書き3:相手の健康・幸福を気遣う

 
 
最後の一言は、必ず相手(または相手の家族も)の健康や幸福を願う言葉を添えます。
年賀状本来の意味から考えると、この一言が一番大切ですよ。
 
●皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
 
●皆様のご多幸と繁栄をお祈り申し上げます
 
●ますますのご健康をお祈り申し上げます
 
●皆様お元気で幸多き年となりますように

 

注意点

 

 
言葉を選ぶとき、注意点がいくつかあります。
 
 
★「元旦」は、「新年一番初めの朝」という意味です。
 
 
ですから、「一月元旦」「一月一日元旦」とは書きません。
必ず「平成〇年元旦」と書きましょう。
 
 
「新年あけましておめでとう」は、賀詞の重複になります。
 
 
「新年」とは、書かないようにしましょうね。
 
 
★昔からの風習として、避けるべき「忌み言葉」というものがあります。
 
 
年賀にふさわしくないとされる不幸を連想させる言葉です。例えば、「絶える」「滅びる」「去る」「病む」「失う」などです。
 
 
ですから、年賀状では「去年」という言葉は使われないのです。「昨年」「旧年」と書きます。
 
 
★年賀状をいただいた後のお返しの年賀状の場合、
 
 
「新春のご祝詞をいただきながらご挨拶が遅れ、まことに申し訳ございません」と一言添えると丁寧です。

 
年賀状の表書・裏書の表記の疑問点を、こちらにまとめました。
     ↓
年賀状の書き方・連名の場合や添え書きなど細かい注意点!

 
 

まとめ

 

年賀状に一言を添える場合、「添え書き1→2→3」の順に書きます。
 
 
余白が少ないときは、「添え書き1→3」を、(←おすすめ!)
 
 
最低でも「添え書き3」の一言は書きましょうね。

 
 
「一般」他の年賀状の添え書き文例はこちらです。
     ↓