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ひな祭りには、お祝いの「白酒」を飲む風習があります。
 
でも、白酒はアルコール飲料です。
子供が飲むことはできません。
 
ですから、見た目によく似た「甘酒」が代用されることが多いですね。
名前のとおり、甘くて子供にも人気の飲み物です。
 
実は、甘酒は、江戸時代は夏に人気の飲み物でした。
俳句では「夏の季語」として使われます。
栄養がたっぷり含まれているので、滋養効果が高く、夏バテを防ぐと考えられていたのです。
 
管理人は、体質的にお酒は全く飲めないのですが、甘酒は大好きです♥
 
子供の頃、毎年初詣に行っていた小さな神社で、お正月にいただきました。
その神社では、大人にはお神酒、子供には甘酒がふるまわれたのです。
 
寒い冬にいただく甘酒は、体の芯から温まって、とても美味しかったです。
それ以来、大好きなのでした。
 
甘酒は、健康だけでなく美容にも効果があります。

甘酒の種類

甘酒には「酒粕」から作られるものと、「米麹」から作られるものがあります。
 
酒粕から作られる甘酒には、お酒の香りやアルコールが加わります。
ただし、加熱されているのでアルコール分は少量しか残っていません。
甘味がないので、砂糖を加えます。
 
米麹から作られる甘酒は、お粥のようにふやかしたお米に米麹を入れて作ります。そのため甘み成分は砂糖ではなく「でんぷん」のものなので、自然な甘さで美味しいです。
 
美容効果やダイエット効果が高いのは「米麹」の甘酒といわれます。

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甘酒の栄養分

麹菌(こうじきん)

麹菌には、人間に必要な酵素がなんと100種類以上含まれます‼
アミラーゼ
プロテアーゼ
リパーゼ
セルラーゼ
などです。

必須アミノ酸

甘酒には、人間に必要な「必須アミノ酸」9種類がすべて含まれています。
必須アミノ酸は、筋肉や血管・脳などの細胞を作るのに必要不可欠なもので「人間の体内では作れない」ものです。
 
<必須アミノ酸>
ロイシン
イソロイシン
リシン
バリン
トレオニン
メチオニン
トリプトファン
メチオニン
フェニルアラニン
ヒスチジン

 
<これで完璧! 必須アミノ酸の覚え方>

「もしもしカメよ♪」のメロディーでどうぞ♪
 
♪♪ もしもしロイシン 
  イソロ~イシン、 
  リシンに バリンに トレオニン
  トリプトファンに メチオニン、
  フェ~ニルアラニン 
  ヒスチジン ♪♪(´▽`*)♪♪

ビタミンB群

甘酒には、酵素の働きを助ける「補酵素」も豊富に含まれています。
特に、ビタミンB群が多く含まれています。

オリゴ糖・食物繊維(不水溶性・水溶性)

どちらも腸内環境を改善させるのに、非常に大きな効果をもたらします。

 

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飲む点滴・甘酒の効果

甘酒が「飲む点滴」といわれるのは、
点滴の成分である「ブドウ糖・必須アミノ酸・ビタミンB群」の含有量が多いからです。
特に、アミノ酸はタンパク質の元となるもの、体の細胞組織を作る上で欠かせない栄養素です。

疲労回復

甘酒には疲労を回復させる効果があります。
これが、江戸時代に夏バテ予防とされていたわけです。
 
ビタミンB1・B6 には、疲労回復・貧血予防・ストレス緩和に効果があります。
夏の土用の丑の日に、ウナギを食べるのも同じような理由です。
(ウナギもビタミンB群が豊富)

美肌効果

米麹には、シミの原因となるメラニンの生成を抑える効果があります。
またビタミンB2には、肌の機能を活性化する働きがあります。
 
ですから、肌を保湿したり、とハリや弾力を取り戻す効果があるのです。

美髪効果

酒に含まれる成分にビオチンという成分があります。
このビオチンはコラーゲンなどのたんぱく質を作る働きがあります。

便秘改善

甘酒に含まれるオリゴ糖にはお腹の調子を整える効果があります。
また、植物繊維も豊富に含まれているので、毎日飲むと腸内環境が改善します。

まとめ

管理人は、ず~っと前から甘酒生活しています。(´・ω・)
 
甘酒はダイエット効果があるともいわれますが、飲みすぎると太りますよ。
1日の適量は、コップ一杯(約20ml)です。
そして、効果を期待するなら、毎日飲み続けることが大切です。
 
何事も
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
そして、
「継続は力なり」
ですね。
 
★白酒の代わりに飲む「甘酒」は栄養満点!
★江戸時代は、夏の飲み物として人気だった。
★「ブドウ糖・ビタミンB・アミノ酸」が豊富で「飲む点滴」といわれる。

 

 
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