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こんにちは、このかです。
断捨離をすることで運気が上がるとよく言われます。
断捨離というのは、「要らない物を捨てる」というより「使わない物を捨てる」ことです。
物と向き合い、私はこれを使うだろうかと自分を見つめ直すことができるのです。
断捨離するとき、その目的がしっかりしていなければ自分と向き合うことができずに中途半端ってしまいます。
そうすると、断捨離の心への効果がなくなってしまうのです。
どうせやるなら、効果のある断捨離をして運気アップも狙いたいものですね。
自分が「使う物」「使わない物」がはっきりわかる
家の中にいらないものが多いと思いながら、まだ使えるから、いつか使うかもしれないから捨てるのは「もったいない」、私たちはそんな風にして物を捨てることに迷いが生じます。
だから、物を捨てるのも習慣化すると迷いを生じることが少なくなるのです。
つまり、机の上を日曜日の夜に片づけると決める、月曜日は朝から週末に散らかしたものをすっきり片づけて要らない物は処分し、先週の月曜日と同じようにすっきりさせるなど、一週間の中でリセットする日時を決めるとよいのです。
その日には、必ず部屋の整理をすると習慣づけると、どんどん不要な物がたまっていくことはないでしょう。
片づけで物を手に取るとき、意識的に「使う」か「使わない」かを瞬時に判断するようにします。
衣類は春秋の衣替えのシーズンに、子供の書籍類は学年が変わるときに、など生活面の区切りを利用して大掛かりな断捨離をするのもおすすめです。
大切なのは、このようにして自分の行動を工夫して変えることなのです。
片づけることが運気に影響する?
あなたは掃除が行き届いた清潔な部屋と、ほこりまみれで散らかった部屋とでは、どちらが居心地がよいと思いますか?
多くの人は、清潔な部屋と答えるでしょう。
まず、汚い部屋は不衛生でダニなどが多く、健康のためによくないです。
人間の感情は、目から入る情報に大きく影響を受けます。汚い部屋を目にすることで不快に思い、それが精神的なストレスになるのです。
つまり、汚い散らかった部屋にずっといることで、心身ともにストレスを受け続けることになるのです。
使わない物を1つ捨てると1つ執着がなくなります。
2つ捨てると2つの執着がなくなります
断捨離することで、私たちは、過去のまとわりついている感情を捨て去ることができるのです。
それは「とらわれ」を捨てることにつながります。
そうして、より未来に意識を集中させて生活できるようになるのです。
決断力が強くなる
「覚悟を決めて物を捨てる」、これを続けるとあなたは決断力が強くなっていきます。
特に、長年役に立ってくれた、またはとても思い入れのあった「物」を捨てるとき、迷いの心が強くなります。
私の場合、春に処分した「ピアノ」がそうでした。
私が幼いとき買ってもらったピアノ。
10年以上習っていたので、そのときどきの思い出が習っていた曲とともによみがえります。
私にクラシックを教えてくれたのはあのピアノでした。
ベートーベンは好きじゃない、モーツアルトが好き、でも、自分で弾くなら断然、ショパンがいい! ラフマニノフは永遠の憧れ、リストは神様みたいな存在・・・
私はロシアや東欧、ロマ(ジプシー)の音楽が好きです。
そういう自分の嗜好は、聞いているだけでは分からなかったことです。あのピアノに教えてもらいました。
そのピアノで、私の娘も5歳のときから中学3年生のときまで習っていました。
たいへんお世話になった「物」でした。
今、これを書いていても思い出して心が痛みます。それだけ強い執着だったのです。
でも、もう「使わない物」なのです。
この春は心に大きな変化があり、リビングの壁と天井のクロスを変えたりキッチンボードを入れ替えたりしました。ピアノの処分もその勢いでできたのです。
そうして、今、本当に処分してよかったと思っています。
すっきりしたのは部屋だけではありません。
気持ちに区切りがつきました。
せめて、なるべくならまた活用してもらいたいと、ピアノ業者に引き取ってもらいましたが、まだまだ再利用可能とのことでした。
そのときのことは、この記事でお伝えしています。⇒ピアノの断捨離★40年前のピアノでも大丈夫・しかも「引取料あり」でした♪
私は自分の経験から、しっかり1つ1つの物に向き合って生きることで、決断力が上がるのは間違いないと思っています。
そのように自分が変わっていくと、運気が変わらないはずがないのです。
ただ、物を捨てるから運気が上がるというのではないのです。「心の変化」がともなうことが必須です。
「断捨離すると運気が上がる」というのは、そういうことなのだと実感しました。