この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。
あんこの入ったお餅は、大福や桜餅、柏餅とたくさんありますね。
中でも、私は「よもぎ餅」が大好きです。
あの緑色とあんこの色合いがよく、白いお餅よりも、よもぎの緑の香りがあんこと合っていてとても美味しいと思います。
よもぎ餅が苦手な人は、よもぎの葉っぱの香りが合わないのでしょう。(._.)
ちなみに、よもぎ餅は、手作り感の強い「粒あん」がいいです。(´▽`*)
よもぎは日本では、雑草のイメージが強いですが、実は、漢方では「艾葉(がいよう)」という名の生薬として知られています。
和のハーブ
日本の植物の中で体によい効果をもたらすものを、西洋から入ってきたものと区別して「和ハーブ」と呼びます。
「和ハーブ」は、民間資格の検定もあります。
「和ハーブ協会」公式ホームページ
「和ハーブ検定」は、和ハーブ協会が実施しているもので、和ハーブや薬草に関する知識をはかる検定試験です。
天然のハーブには、殺菌・抗菌・消炎作用など多くの効果があり、世界中で昔から「薬草」として健康や美容に役立てられてきました。
その中でも、よもぎは「ハーブの女王」とよばれる万能薬草です。
その取り入れ方も、飲む、食べる、嗅ぐ、付ける、燃やすなど、様々な方法があります。
「ハーブの女王」よもぎ
よもぎは、たいへん生命力の強い植物で、東洋の代表的な「薬草」です。
あちらこちらに自生しているので、日本人には昔からなじみの深い植物ですね。
「よもぎ餅」として食べたり、「お灸」のもぐさにしたり、「お茶」として親しまれてきました。
古代の人々は、よもぎの葉を軒先に飾って「魔よけ」にしていたそうですよ。
あの香りに邪気を祓う効果があると思っていたのです。
いろいろな効能があり、食べたり使ったりしやすいよもぎは、昔から重宝されていたのでしょう。
よもぎが「ハーブの女王」とよばれる理由を紹介します。
よもぎ茶の効果・効能
よもぎは、コレステロール値を下げるなど生活習慣病に効果がありますが、美容効果が高いことでもよく知られています。
特に、お茶にして服用するよもぎ茶は、ノンカフェインなので、妊婦さんも安心して飲むことができます。
和ハーブのお茶は「健康茶」としていろいろ売られています。
それぞれ、特にこれに効く!という特徴があるので、自分に合ったものを選ぶとよいです。
例えばこちらの「柿の葉茶」には、ビタミンCとルチンが多いという特徴があり、美容・ダイエット効果があります。↓↓↓
そして、今回紹介する「よもぎ茶」の特徴は、ずばり、食物繊維とクロロフィルが多く含まれるということです。
それでは、それらにどのような効果があるのか、見ていきましょう。
多様な成分
よもぎに含まれる主な成分は、こちらです。
食物繊維
クロロフィル
シオネール
フラボノイド
コリン
カロテン
各種ビタミン
各種ミネラル
よもぎには、たくさんの成分があって、それぞれが関連して効果があるのですが、とりわけ、食物繊維とクロロフィルに大きな効果があります。
(1)美肌効果
よもぎに含まれるタンニンとクロロフィルには、体内の活性酸素を除去する、強い抗酸化作用があります。
クロロフィルは、葉緑素です。
それらの働きにより、血管などの組織や細胞の活性化が促されるため、老化予防に効果的です。
(2)デトックス・便秘解消
よもぎのクロロフィルには、人の小腸の絨毛に付いた有害物質を絡め取って、体外へ排出する働きがあります。
蓄積ダイオキシン、残留農薬、水銀や鉛などの有害金属を取りのぞく、大きな効果があります。クロロフィルは、抗アレルギー作用もあるので、アトピーの改善にもおススメです。
また、腸内環境を整える食物繊維が多く含まれているため、お通じがよくなります。
(3)ダイエット
よもぎ茶に含まれるシオネールには、血液の流れを良くし、冷え性を改善する効果があります。
冷え性やむくみを改善するので、基礎代謝が上がり、ダイエット効果やニキビの改善にもおススメです。
まとめ
よもぎ茶が、もっとも効果あるのは、
冷え性・便秘・湿疹(妊婦性湿疹、アトピー)
といわれます。
特に副作用のない、安全なお茶です。
但し、花粉症や不眠症の薬を服用しているときは、飲まないほうがよい場合があります。これらの薬を服用している人は、医師に相談しておくと安心です。
なにより、よもぎが好きな人は、その香りに癒されますよ。(´▽`*)
↓↓↓
|
【関連記事】