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こんにちは、このかです。
12月も半ばを過ぎると、さまざまな形や大きさのしめ飾りが、店頭にならびますね~。
最近は、かわいらしい小ぶりの物やリースのような洋風デザインのものもあって、わくわくします♪
しめ縄は、玄関のドアに飾ることが多いので、お正月らしさが一気にアップするアイテムです。
門松はなかなか飾れなくても、しめ縄は飾るというご家庭も多いのではないでしょうか?
いろんな形、いろんな大きさのしめ飾りがありますが、多くのしめ飾りに共通しているものがあるんですよ。
しめ縄は「ここに神様がいる」というしるし
神社の鳥居には、よくでっかいしめ縄が張られています。
しめ縄は、そこが「神聖なエリア」であることを示すものなんです。
神社のご神木にも、しめ縄がぐるりと張られていますね。
それは、その木が神聖な物、つまり「神様の宿り木」だと示しているのです。
お正月のしめ縄も、「この家には神様がいらっしゃいます」というしるしなのでした。また、魔を封じる「魔除け」の意味もあるのです。
昔々は、しめ縄で家全体を囲っていたのだそうですよ。すごい大掛かりですね。
しめ縄に使うのは、前年にとれた「新米」のわらと決まっています。
(1)しめ飾りの意味
しめ飾りは、神聖なしめ縄を輪にして橙、裏白、ゆずり葉、昆布、海老などの縁起物を結び付け、さらに四手をつけたものです。玉飾りともいいます。
縁起物が満載ですね!
輪飾りは簡略化したしめ飾りです。
しめ縄:新しい藁は古い年の不浄を払うという意味があります。
橙(だいだい):みかんのような果実です。家運隆盛を意味します。
裏白(うらしろ):清廉潔白・長寿を意味します。
ゆずり葉:子孫繁栄を意味します。
昆布:名前から喜ぶ(よろこんぶ)につながります。
(2)しめ飾りを飾る場所
しめ縄は、まず、神棚や玄関、床の間に飾るとよいです。
年神様が入って来る玄関と座す場所ですよ~。
他には年神様がいそうな所、「神様は水に宿る」という考えから台所やトイレに輪飾りを飾る風習が残っています。
(3)しめ縄を飾る日は?
しめ縄は、いつ飾るとよいと思いますか?
もっとも多いのは、28日で、クリスマスが終わる26日ごろもよいでしょう。
門松と同じように、29日と31日は避けたほうがよいとされます。
29日は「9」が「苦」という文字を連想させ縁起が悪いとされ、31日は「一夜飾り」といって、いくらなんでもギリギリなので、神様に失礼と考えらえているのでした。
飾りの一つ一つに、よい一年になりますようにと神様への願いが込められているたのですね。
ここ数年、めんどくさくて飾ってなかったけど、今年は用意しようかなと思いました。
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