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私が小原流のいけばなのよさを感じるところは、見慣れた洋花をどんどん取り入れていける「盛花」「琳派調いけばな」です。
「琳派調いけばな」は、まだまだいけることはできませんが、
それだけに楽しみです。
今回は、小原流の原点、盛花について紹介します。

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小原流のなりたち

小原流は19世紀末に小原雲心「盛花(もりばな)」という形式のいけばなを創始したときに始まります。
これまで床の間に背高く生ける瓶花中心だったいけばなと異なり、
低く横への広がりを強調したいけかたです。
現代の生活空間にふさわしいいけかたを生み出したのです。

盛花は、水盤という口の広い器に花材を「盛る」ように展開させるもので、
従来のいけばなの縦に伸びる線の動きをメインにした構成に比べ、
面の広がりを強調したところに特徴があります。
今ではおなじみになった水盤と剣山を使ういけばなは、
小原流が始めたものです。
現在のお家元は、5世にあたります。4世家元が早世されたため、
まだお若いです。

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盛花

盛花は、何表現するかという表現区分として、
色彩盛花写景盛花に分けられます。
さらに、色彩盛花は色彩本位・様式本位、写景盛花は様式本位・自然本位
区分されます。

簡単に言うと、
色彩本位は色彩美を、写景本位は景観美を表現目的とし、それぞれ形式に厳格化自由度が高いかで分かれているのです。

でも、私は、色彩盛花を習っていますが、いけるときに特に区分など言及されることはありません。
あまり気にせずいけています。
おそらく、いけ続けていく中で腑に落ちるところなのでしょう。先生は、教え時を考えていらっしゃるのだと思います。

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盛花の3つの型地

いけかたの型は、直立型、傾斜型、観水型に分けられます。
私は、今のところ始めの2つの型を習いました。

直立型



盛り花のもっとも典型とされる花型です。
安定感のある伸びやかな美しさを表現します。
剣山を2つ使うので、奥行きのある面の美しさがでます。

傾斜型



枝や花、葉の傾斜する美しさを表現する花型です。
カーブのある枝ものを主枝に選ぶと、曲線美が強調されます。
私の好きないけかたです。

観水型

傾斜した主枝の姿が、水面に影をおとすように挿される花形です。
主枝、副枝、客枝を寄せて、水面を広々と見せるようにいけるので、この名をつけられました。
水面に映る影を魅せる、情緒性の高いいけかたです。
応用型のようでもあります。

おわりに

花も枝も、どれひとつ同じものはありません。
同じ種類の花をいけても、表情は様々で、
うまくいくときとなかなか形が決まらないときがあります。
また、自分のこころの状態にもよります。

学ぶことが果てしなくあり、
奥深さをかんじられるところが華道(いけばな)の魅力なのでしょう。

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