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小学校の卒業式は、初めての学校の卒業式ですね。
 
卒業とはいっても、地元の中学校に通う場合は、ほとんど友達とお別れすることはありません。
しかし、6年という長い間、学んだ校舎。先生方とお別れします。
 
卒業文集は、最後の2年ほど、ほとんどの子供が6年生のときの思い出を書くと思います。
 
卒業までの1~2年の中で、もっとも心に残っている体験を書きましょう。

設計図を作る

文集も作文と同じですので、作文を書くときのポイントをお教えします。
 
作文を、どう書いたらよいかわからないとか、文例がほしいと思うのは、自分の設計図を持っていないからです。形さえ知っていれば、作文は自分のことを書くものなので、文例など必要ありません。
 
作文を書く前に設計図を作ると、覚えておいてほしいです。
設計図とは段落構成のことです。
 
中学・高校生の卒業文集の書き方は、少し違います。↓

中心を決める

まず始めに、「中心に書くこと」を決めます。
これは、作文を書くときの基本です。
 
これがぶれると、ぐだぐだの作品になってしまいますよ。
まずは1つ、しっかり芯を決めましょう。
 
自分の中にあるものを、アウトプットしていきます。
紙にメモをするとよいでしょう。
行事、友達の事、先生の事、将来の夢など思いつくままメモ書きしてください。
 
1.学校行事
2.人間関係(友達・先生)
3.将来の目的
 
に、大きく分かれると思います。
 
1~3の中で一番書きやすいものが決まったら、その中でも特に「あなたらしい体験」が書けるものを考えます。
 
例えば、
 
1.遠足・運動会・音楽会・林間学校・臨海学校・修学旅行
2.○○先生との思い出・親友の○○さんとのこと
3.将来○○になりたい

学校の思い出は没個性になりがちなので、最近は、「将来の夢」に決まっているところが多いと聞きます。
思い切って大きな夢を設定しましょう。
 
作文に謙遜は不要ですよ。(´・ω・)

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2.構成を考える

構成といっても、難しく考える必要はありません。
 
字数はおそらく800字前後だと思うので、それを大きく4つに分けます。
 
800字なら、全体は四段落構成。
600字なら、三段落でOKです。
一段落200字前後が目安です。
(1200字の場合は四段落で一段落300字前後)
 
大切なのは、いきなり書き始めないという事です。
 
設計図を作るのですよ。
構成図や箇条書きのメモなどをして、4つのパーツを下書し、全体像を作ります。(できる子は、頭の中で組み立てるだけでもよいです。)
 
原稿用紙に書き始めるのは、それからです♪

 

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第一段落【起】
「書き出しの工夫」(しなくてもOK)
 書き出しのつかみを印象的にする。
「会話文」・チャイムの音など学校らしい「音」で始める工夫をします。
「導入」(←絶対、大切!)
いつ、どこで、だれと、どんなことをしたのか、中心になる物事の「説明」をします。
 
第二段落【承】
「体験実例」
具体的な出来事を書きます。「あなたらしさ」を出すところです。
会話文」「たとえ」を使えたら◎!
  
第三段落【転】
「体験実例」
前の段落の続きの出来事でもよいし、「この前は、こんなことがありました。」と「前の話」を書くのもおすすめです。
 
第四段落【結】
「全体の感想・まとめ」
しっかり意見・意思表示をします。
将来の夢の場合は、夢を必ず達成すると言い切りましょう。

 

★【将来の夢の場合】の書き出しの例
 
1.
「カキーン!」
 昨日も気持ちのいいヒットが打てた。
僕は将来、プロ野球選手になる。そのために僕は、毎日学校が終わったら〇〇へ行って練習をしている。友達と遊ぶ時間は少ないけれど、練習の成果が感じられたらすごくうれしい。
 先月の△△との試合では(ここから第二段落の体験へつづく)・・・。
 
2.
「ただいま。」
 私が学校から帰ると、真っ先に猫の●がかけよってきます。●●は私のとても大切な家族です。二年前、●が病気になったとき、私は、お母さんと一緒に動物病院に●を連れて行きました。私が大きくなったら獣医になると心に決めたのは、そのときです。
 その日は、いつも私が帰ると玄関まで迎えに来る●が来ませんでした。おかしいなと思って近寄るとぐったりしていて元気がありません。私はびっくりしてお母さんに(第二段落・獣医さんに治してもらった体験につづく)・・・。

まとめ

大切なのは構成と個性です。
 
構成は全体の形に表れます。
この形が決まっていると、読み手にとって非常に読みやすい作品になります。
 
個性は、題材そのものです。
将来の夢で「先生」とか「サッカー選手」、「お医者さん」など人と被りやすい職業の場合、特にそれになりたいと思った「きっかけ・理由」をしっかり表現することが大切です。体験実例ですよ。
 
後、テクニックとしては、会話文とたとえ(まるで~みたい)や四字熟語・ことわざの引用などをさらりと使えたら一層よいです。
ことわざは、結びの意見に入れると効果的です。

 

◎サッカーの本田選手の卒業文集の作文は、こんな一文で始まります。
 
「ぼくは大人になったら世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。」
 
「なりたい」ではなく「なる」‼
夢や目標を達成するために、これはすごくよい書き方です。
 
そこに、強力な意志の力を感じるからです。
読み手には強い思いが伝わりますし、何より自分自身によい影響を与えます。
 
是非是非、将来の夢は断定形で書きましょう(*’▽’)♪

 
 

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