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こんにちは。
 
2019年の「十二支」は「亥(いのしし)」ですね。
 
「干支」が「亥(いのしし)」ではないんですよ。
「干支」は「己亥(つちのとい)」になります。
ちょっと混同しそうですね。
 
 
「亥」は十二支の12番目です。

 
 

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干支の意味


 
十二支は古代中国で生まれたといわれます。
 
 
始めは、年や時間・方角を表す記号を、一般の人にもわかりやすくするために「動物」で表したのだそうですよ。
 
 
だから、干支の漢字は「猪」ではなくて「亥」(中国の漢字)という文字で表されるのでした。
 
 
「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」←中国の文字
「鼠・牛・虎・兎・龍・蛇・馬・羊・猿・鶏・犬・猪」←日本の文字
 
 
干支は日本や中国だけでなく、インドやチベットなどにもあります。
また、国によって、ちょっと違う動物になっていることがあって、おもしろいのです。
 
 
猫や虎が十二支に入っている国も、あるそうですよ。
 
 

これらの「十二支」と、「十干」と言われる記号を組み合わせたものが「干支」で、全部で60通りの年回りがあるのです。

 
 
そして、干支すべてを一回りした年を「還暦」と呼びます。
 
2019年の干支は「己亥(つちのとい)」です。
 
 
「十干(じっかん)」は、こうなってますよ。
 
 
「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」
 
 
十二支は、それぞれ季節の移り変わりや植物の成長の意味を表したものなのです。
 
 
十二支の中で12番目に位置している「亥年」は「戌年」の後にきますね。
 
 
「戌年」の「戌」とは滅びることを意味する「滅」という文字のことで、草木が枯れる状態ともいわれます。ですから、元は動物の「犬」とは関係ない文字だったのです。
 
 
そして、「亥」は、葉っぱも花も完全に散ってしまい、種に生命を引き継いだ状態なのです。
 
 
「亥」が示す季節は真冬で、春の芽吹きを待ち、じっと固い「種」の中でエネルギーをためている状態なのです。

 
 

干支で縁起かつぎ


 
お正月が近づくと、干支の置物などがお店に並びますね。
昔から干支は、縁起物とされていました。
 
 
「無病息災」「厄除け」を願い、生まれ年の干支を身に付ける風習もあります。
 
 
また、その年の干支を飾ったり身につけたりすることで、「家内安全」「商売繁盛」をもたらせるともいわれますよ。

 

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「亥」が12番目の干支に選ばれた理由

 

 
これにはいくつか説があります。
一番よく知られているのが「にほん昔話」にもなっている「十二支のはじまり」の話です。
 
 
イノシシの登場は、7:15ぐらいです。
 
 
おっちょこちょいの猪突猛進です(^_-)-☆↓

 

 
 

「亥年」生まれの人の特徴

 

 
「亥年」の「亥」は「核」、つまり物事の「中心」「芯」という意味です。
 
 
この「核」は、人間で言えば「自我をしっかりと持っている人」になります。
 
 
だから、亥年の人の性格はどんなときにも落ち着いていて、自信にあふれた態度で人に接する指導者タイプの人です。
 
 
欠点は、意志強固がマイナスに働いて、頑固すぎるところ、イノシシのように猪突猛進なところです。(笑)

 
 
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    ↓
「十二支」の順番とそれぞれの性格の特徴

 
 

まとめ


 
★「十二支」と「十干」を組み合わせたものを「干支」という
 
★2019の十二支は「亥」・干支は「己亥」
 
★その年の干支、または自分の生まれた干支の物を身につけると縁起がよい