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こんにちは、このかです!
 
 
今回は、おすすめ漫画の紹介です!
「百人一首」は、本当は平安時代の人間関係を知るのにもってこいの教材なのですが、「古典」として習うと、とてもつまらなく感じます。
 
 
何番までテストに出るから覚えるようにという感じで、おもしろくない!
そう思う人が多いと思います。私もその1人でした。
 
 
そんなあなたにおすすめしたいのが、この超訳百人一首『うた恋い。』です。特に、若い女性(中高生)におススメしたいのです。
 
 
学校古典の副教材の「百人一首」が大好きという人や、「古典に超訳なんてあり得ない!」とムカッとくる人は、お手にしないように~。
 
 
フランス革命は「ベルばら」を読むとスッキリ、『源氏物語』は「あさきゆめみし」でバッチリと、楽しみながら学習したい人に、とってもおすすめなのです。
 
 
こちらの漫画です。

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1巻・平安貴族の恋愛関係がバッチリわかる!

 

 
 
『うた恋い。』は4巻、スピンオフでギャグ仕立ての『うた変。』が2巻でています。上の動画は1分ほどの公式動画です。キャラクターがわかり記憶に残りやすいです。
 
それぞれ5編前後の和歌物語という短編漫画が収録されているので、どれから読んでも問題ないです。
 
 
でも、やはり、1巻がおすすめですね。
 
【一】在原業平&藤原高子
【二】陽成院(貞明)&綏子(やすこ)
【三】藤原義孝&源保光の娘
【四】紫式部&藤子
【五】藤原道雅&当子
【六】藤原定家&式子

 
6組全部が豪華カップルなお話だからです。
アニメ化もされていますが、声優陣がすごく豪華なんですよ。
    ↓  ↓
在原業平=諏訪部順一・陽成院=森久保祥太郎・藤原義孝=石田彰・藤原行成=寺島拓篤・藤原実方=子安武人・藤原定家=梶裕貴・小野小町=遠藤綾・当子内親王=花澤香菜などなどです。
 
 
恋の内容は切なく哀しい最後を迎えるものが多いですが、笑いと切なさのバランスが絶妙だと思います。暗くなり過ぎないところがよいのです。

 

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2巻は「六歌仙」とそれを選んだ紀貫之のお話

 

 
2巻は、六歌仙の人間関係を短編にしたお話です。六歌仙の1人なのに、知名度低すぎのあの人も、ショートショートで登場します。
「あの人」って誰かお分かりでしょうか? 答えは・・・・・・・・・・・・大伴(大友)黒主
 
 
【一】文屋康秀&在原業平
【二】僧正遍照(良岑宗貞)&吉子(小野小町)
【三】在原行平&弘子
【四】小野小町
【五】喜撰法師&紀貫之

 
 
僧正遍照(坊主になる前だから良岑宗貞)が、やけにかっこいいです。
 
 
幼なじみで妹みたいな小野小町への「百夜通い(ももよがよい)」の話も収録(もちろん超訳です)
 
 
私は、小野小町をはさんだ在原業平と庶民代表の文屋康秀の「和歌とも3人組」(微妙に三角関係とはいえない)が、楽しくて好きです。

 
 

3巻・清少納言とその時代の宮中の人の様子

 

 
3巻は、清少納言とそれを取り巻く人々の話です。宮中で働く人たちの様子や、キャリアウーマンのゆううつが、なんとなくわかっておもしろいです。
 
 
【一】清原元輔←清少納言のパパ
【二】儀同三司母(高階貴子)&藤原道隆←定子の両親
【三】藤原実方&清少納言(諾子)
【四】清少納言&藤原行成
【五】藤原公任
【六】藤原行成&清少納言

 
 
藤原行成は1巻で登場する藤原義孝の息子です。行成は歌人ではなく能書家です。本当に和歌が苦手だったそうですが、「書」を極め「三蹟」に選ばれているのでよく知られています。
 
 
高級官吏として、藤原道長の時代に活躍した人でした。藤原実方と仲が悪かったエピソードが残っています。

 
 

4巻・藤原氏の他紙排斥で衰退した氏族たち

 

 
 
4巻では、時代がググっと広がります。
 
 
藤原氏の「他氏排斥」によって朝廷で力を失っていった古い氏族の話をまとめているからです。
 
 
阿倍氏、小野氏、紀氏、菅原氏、文屋氏、大江氏、清原氏、曾禰氏、坂上氏、壬生氏、凡河内氏、春道氏・・・・・
 
 
これらの氏族は、平安中期には政治にほとんど関わることができなくなります。彼らは、和歌や管弦など、その他の分野で名を今に残しています。もうそれでしか名を残せなかったのです。
 
 
阿倍仲麻呂(698~770)や小野篁(おののたかむら)(802~853)、は遣唐使が派遣されていた時代の人でした。
 
 
遣唐使は、菅原道真によって廃止(一応「停止」だった)されましたが、始めて廃止するべきと言ったのは小野篁だと言われます。
 
 
この時代の人は、伝承が古すぎて、もはや人なのかどうかよくわからん伝説の生き物みたいになってます。
 
 
阿倍仲麻呂は大天才ですし、小野篁は冥界へ行って「地獄めぐり」をした伝説の持ち主、菅原道真は、三大怨霊から神様(天神)に転身したすごい人です。
 
 
【一】阿倍仲麻呂&清原清河←一緒に日本に帰ろうとして帰れなかった人
【二】小野篁(たかむら)&小野比右子
【三】壬生忠岑&藤原満子
【四】紀貫之&椿
【五】菅原道真

 
 
唐に渡った大天才で、とうとう日本に帰れなかった阿倍仲麻呂と清原清河の話や、小野篁が遣唐使として乗るのに「ぼろ船」を与えられてキレて左遷させられた話(このときよんだ和歌が「百人一首」番)が、かなり昔の話でおもしろいです。
 
 
阿倍仲麻呂玄宗の時代の唐の官吏としてかなりトップ近くの地位に上り詰めていたので、楊貴妃とも知り合いだったといわれています。仲良しの友達も、李白王維というハイスペック詩人でした。
 
 
菅原道真は、失脚前の話ですが、なんだか切ないです。ダンディなおじさまで、かっこいいですよ。
 
 
藤原氏の他氏排斥ってすごいですね。陰謀が得意な政治家一族です。
 
 
でも、大きな権力を手にしたのは藤原道長が頂点で、その後は、上皇が実権を握る「院政」に移行し、急速にその力は衰えていきました。
 
 
でも、藤原氏の末裔は、現在もいろんな「姓」になって残っています。その中で最も格上なのが「五摂家」と呼ばれる五つの「家」です。「氏」が藤原なので、「姓(苗字)」は違いますよ。
 
「五摂家」は近衛家・鷹司家・一条家・二条家・九条家です。
 
 
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レビューも良いですよ♪
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