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京都師走の風物詩、南座「吉例顔見世興行」に行ってまいりました。
 
 
令和初ですね。12月1日(日)の昼の部です。
 
 
昼の部はなんどいっても南座で初の「金閣寺」七段目が楽しみでしたが、やはりこの演目が一番印象に残りました。
 
 
桜舞うと舞台が、とにかく美しい~!
 
 
雪姫の演技も素晴らしかったです!

 
 

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顔見世興行「昼の部」の演目

 

 
南座の顔見世興行は昼の部と夜の部で演目が異なります。
 
 
私は「金閣寺」がお目当てだったので、昼の部を観劇しました。
 
 
10:30開幕で各演目の間の休憩を合わせて5時間以上、一日楽しめます♪
 
 
はじめの2つの演目は時間も短めであっという間に終わり、その後、ランチの時間の30分休憩に入りました。
 
 
始まる前に「なだ万」のお弁当を買って、ロビーのソファーにダッシュしていただきましたよ♪
 
 
昼食後、睡魔におそわれたらどうしようと思っていましたが、面白くてまったく退屈しませんでしたよ。
 
 
最後の演目は「仮名手本忠臣蔵」「祇園一力茶屋の場」でした。
 
 
私は1階席の16列目でかなり後ろの方だったため大丈夫かなと思っていたのですが、まったく視界はさえぎられずよく見えました。
 

 
1階の一番後ろのほうなら、2階の前方の席のほうが見やすいです。

 
 

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お弁当はどこで買う?

 
 
南座では、「なだ万」や「とらや」「吉兆」のお弁当売り場が1階に設けられています。
 

 
私たちは「なだ万」の「匠の膳」にしました。
 

 

 
ひとつひとつていねいに味つけされて、品数も多くてとっても美味しかったです♪
 
 
お弁当も観劇の楽しみのひとつです^^♪
 
 
お弁当は公演前か一幕終わりの休憩時間に買っておくのがおすすめですよ。
 
 
「夜の部」の場合、近くのお店で買ってから持ち込むのもありですが、「昼の部」は10:30開幕なので、あわただしくなると思います。
 
 
南座の向いの老舗レストラン「菊水」などでも、公演弁当を販売しています。
 
 
30分しか休憩時間がないので、レストランで昼食は私はおすすめしません。
 
 
お弁当でもおしゃべりしながら食べているとあっという間、南座はトイレの数が限られているので、そこでも時間かかります。
 
 
私たちは食べきれなかったので、お弁当の残りは持って帰りました。

 

演目は見どころ満載

 
 
とりあえず・・・
 
 
私は歌舞伎でも文楽でも美術館でも、イヤホンガイドのあるところでは必ず借りることにしています。

 

 
レンタル料なしの700円でした。
 
 
文楽と比べると説明ガイドは少ないのですが、やはりなるほど!と思える情報があるのでおすすめです。

 
 

(1)「輝虎配膳(てるとらはいぜん)」

 
 
昼の部第一幕は近松門左衛門作『輝虎配膳』でした。
 
 
片岡愛之助の輝虎(上杉謙信)に、越路を秀太郎が勤めます。
 
 
黒田官兵衛を手に入れるために、その老いた母親をろうらくしようと自ら配膳しますが、膳をひっくり返されて激怒する輝虎。
 
 
輝虎の怒りの心情を、白い上着を何枚も脱ぐことで表現したところがおもしろい演出です。
 
 
まだ脱ぐのか?と思わせるところがツボでしょうか。
 
 
たしか5~6枚は脱いでいたような・・・

 
 
(2)「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」
 
 
第二幕は常磐津の名作舞踊『戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)』です。
 
 
梅丸が梅玉の養子となり中村莟玉と名を改めることが発表されました。そのため、途中で襲名のあいさつが入りました。
 
 
莟玉の禿たよりはあでやかで、梅玉の浪花の次郎作実は実は石川五右衛門で、時蔵の吾妻の与四郎実は実は真柴久吉(羽柴秀吉)だったというオチのある軽めのお話です。

 
 

(3)とにかく美しかった「金閣寺」

 
 
時代物の名作『金閣寺』は、その名の通り、金閣寺が舞台です。
 
 
金閣寺で松永大膳にとらわれてい雪姫が、真柴久吉の力を借りて脱出に成功、雪姫の夫・狩野之介直信に中村芝翫、慶寿院尼を藤十郎がつとめるおもいろい配役でした。
 
 
壱太郎つとめる雪姫は、姫役の中でも特に至難とされる「三姫」のひとつです。
 
 
雪姫はあの雪舟の孫で、桜の木に縛られたまま舞い落ちた桜の花びらを使って足でネズミの絵を描いたところ、本物のネズミになって縄をかみきり脱出できます。
 
 
後ろ手にしばられたままの演技が長いので、かなり大変そうな役だとわかります。
 
 
桜舞う金閣寺の舞台は、とにかく美しい!!
 
 
すごくよかったです♪

 
 

(4)「仮名手本忠臣蔵」

 
 
昼の部ラストの演目は、ご存知、義太夫狂言の名作『仮名手本忠臣蔵』の「祇園一力茶屋の場」でした。
 
 
大星由良之助を片岡仁左衛門が、寺岡平右衛門を芝翫、お軽を孝太郎がつとめました。
 
 
忠臣蔵のストーリーの中では、仇討をするとさとられないため、由良之助(大石内蔵助のこと)が祗園で遊び惚けているシーンからです。
 
 
大事な手紙を平右衛門の妹・お軽に盗み見られてしまい、彼女を口封じしなければいけないという場面の、平右衛門とお軽のやりとりが実物でした。

 
 

おわりに

 

 
5時間以上の長時間だったので、腰が痛くならないかとか心配してましたが、意外とあっという間でまったく平気でした。
 
 
人気役者が勢ぞろいということもあり、期待どおり大満足でした。(^^)

 
 
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