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こんにちは。
 
 
通信制作文教室の講師をしていると、保護者さまから夏休みや進級時(春)にご相談いただくことがよくあります。
 
 
中でも多いのが、「塾」に通わせるか「通信教育」にするか迷っているというお悩みです。
 
 
これはなかなか難しいですよ。まず、生徒さんをよく知らなければ答えることのできないご相談です。
 
 
なぜなら、塾にも通信教育にもそれぞれメリット・デメリットがあるからです。
 
 
そして、どちらが向いているかは、お子様の性格、家庭環境、地域性、かけられる時間(通塾は決まった時間拘束される)にもっても違うのです。
 
 
塾が家から遠く離れている、部活などで忙しく時間が取れない、そもそも田舎で通える所に塾がないという方は、通信教育で学ぶのもよいと思います。
 
 
ただ、志望校が東大や京大という生徒さんは、どんなに時間がなくても通塾を選ばれることが多いです。
 
 
一般的な塾、通信教育のメリットデメリットをあげるとこうなりますよ。

 
 

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通信教育のメリット・デメリット

 

 
通信教育は大きく分けると、塾と同じで「進学が第一目標」のものと、「学校の定期テスト対策が目標」という基礎力強化を図るものがあります。
 
 
塾との大きな違いは、学習スタイルが「授業形式」ではなく「自習」だというところですね。
 
 
それでは、通信教育のメリット・デメリットを考えていきましょう。

 
 

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(1)通信教育のメリット

 

 
・好きな時間にマイペースで取り組める
・学力に合わせた学習ができる
・計画性・自主性が身につく
・自分で考える力が身につく

 
 
通信教育のメリットは、自分で好きな時間に計画を立てて学習を進めることができるところです。
 
 
つまり、こつこつマイペースに取り組める人に向いているということです。
 
 
「計画」→「実行」→」返却(評価)」→「復習(改善)」
 
 
このサイクルを自分で繰り返し回すことができる人には最適なのです。
 
 
自分で計画を立てて提出し、帰ってきた答案を見て間違ったところをつぶしていくという作業は、勉強だけでなく社会に出てからも非常に役に立つ力です。
 
 
通信教育にきちんと取り組むとこの能力が身につくので、すごいメリットだと思いますよ。

 
 

(2)通信教育のデメリット

 

 
・1人学習なのでモチベーションが保てない
・計画性がないと続かない
・質問があってもすぐに解決できない

 
 
通信教育のデメリットは、塾(予備校)のメリットでもあります。
通信学習は塾と違って基本的に1人で勉強することになりますね。
 
 
授業もなければみんなで受ける模擬テストもない、自習室もなければ分からない問題があった場合、すぐに先生に質問することもできません。
 
 
ですから、1人で何かをするのが苦手な人、自分で計画を立てるのが苦手で細かいところまで指示してほしい人は、モチベーションが保てなくなる可能性が高いです。
 
 
やる気(意欲)があっても計画性が乏しい人は、だんだん取り組むのがおっくうになり、フェードアウトしてしまいがちです。
 
 
通信教育のデメリットは教材の良し悪しではなく、その学習スタイルの特徴が合わない人にデメリットと感じられるのだと思います。

 
 

塾と通信教育どっちを選ぶ?

 

 
塾にも通信教育にも、それぞれメリットデメリットがあります。
 
 
私は決め手になるのは、1人でコツコツ計画を立てて取り組めるかどうかだと思います。
 
 
よく言われる「時間がとれない」というのは、たいした理由ではないですよ。時間がなくても頑張っている子はたくさんいるからです。(田舎なので通える場所に塾がないといのは例外)
 
 
たとえば、私の生徒で関西有数の進学校(高校)に通い、下校後に塾に通っていて毎日帰宅が遅い子がいます。
 
 
彼女の作文の電話指導は毎週「21時」です。この時間でも帰宅が間に合わない日もあります。
 
 
晩ごはんは、お母さんが塾まで作って持ってきてくれるそうですよ。家族のサポートも万全です。
 
 
時間はないのではなく作るものなんだなーとつくづく思うのでした。やる気があれば、何とかするものなのです。
 
 
他の地方はよく知りませんが、京阪神の私立進学校の場合、こういう学習スタイルの生徒はたくさんいます。(東大・京大を目指すなら大手進学塾が最も効率的)
 
 
うちの娘にこういう忙しい生徒さんの話をすると、「うひょ~~~、無理無理無理」などと言って逃げていきますけど(母がゆるいので仕方ないです…)
 
 
また、基礎力をつけたいけれど1人で学習できない、誰かに伴走してほしい、一緒に切磋琢磨するライバルがほしいという人も、塾のほうが向いています。
 
 
一方、うちの娘のように競争心が薄く「ライバル?何それ?」という子、1人でのんびり何かに没頭するのに慣れている子には、通信学習が合っています。
 
 
なので、うちの娘は中学受験前の3年を除いて、ずーっと通信学習なのでした。
 
 
彼女は今は「アルク」が気に入っていて「完全攻略TOEICコース」受講中です♪

 
 

続けられる通信教材の選び方

 

 
通信教育は、先生主導ではないので、自主性・計画性が必要になってきます。
 
 
つまり、本人がめんどくさいなー、嫌だなーと思ってしまうと、なかなか取り組めないのです。
 
 
そうならないためにいちばん大切なのはこの2つです。
   ↓
・自分の学力にしっかりあった教材を選ぶこと
・体系的に作られたカリキュラムと優良な教材であること

 
 
中学生の通信教育は、Z会、進研ゼミ、スマイルゼミ、ポピーなどがありますが、それぞれ特徴や対象の生徒さんが異なります。
 
 
たとえば、Z会は中高一貫校(進学校)向けのハイレベルな生徒さんに、進研ゼミは中級レベルまでの基礎力を完成させたい生徒さんにおすすめの教材です。(どちらも受講済)
 
 
いずれにせよ、教材選びは生徒本人の「学力」と「適性」に合わせて考えることが大切です。
 
 
あ、でも、もっともっと大切なのは、「本人に取り組む気があるかどうか」でした! 
 
 
本人にやる気がなければ、どんなに良い教材、システムでも続けられません。学力アップに絶対必要なのは、こつこつ継続する事なのです。

 
 

 
 

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