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こんにちは、このかです。
 
 
1月4日に奈良に一泊してきました。奈良は京都とはまた違う魅力があって、大好きなのです。最近、行きたい町が京都や奈良、伊勢など近場ばかりなので、全然動かなくなりました。(._.)
 
 
京都は観光地の宝庫ですが、最寄り駅から京都駅まで電車で15分弱という買い物エリア内なので、宿泊する気にはなれません。
 
 
でも、奈良は京都以上の古都でありながら、ちょっと遠出になるので、普段行くことはまずないんですね。そして、観光客が京都より少なくて、わびさびを感じる小規模旅館があるので素敵なのです。同じぐらいの内容で、京都よりずーっとリーズナブルなのです。
 
 
今回は、そんな中から、山岡鉄舟や谷崎潤一郎が定宿にしていたという「むさし野」に泊まりました。

 

 
旦那ちゃんは、この子のお守りでお留守番、娘と2人旅でした♪
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奈良の旅館は、観光客だらけが苦手でまったりしたい人には、京都よりおススメですよ。
 
 

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「わびさび」を感じる素朴さがいい

 

 
奈良の一部の旅館は、かなり古いです。「むさし野」もその1つで、オーナーがコロコロ変わったり火事で焼失しながら、江戸時代から宿をしています。昔は、「武蔵野桜」と呼ばれていたようです。
 
 
ロビーに山岡鉄舟が書いた「書」がかけられていましたー!

 

 

 
山岡鉄舟は、幕末に幕府側で活躍したすごくかっこいい人なのです。山岡鉄舟については、こちらのサイトにくわしく書きましたよ。
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【関連記事】顔も中身もイケメンの山岡鉄舟★剣・禅・書の達人で江戸城無血開城の功労者

 
 
ロビーは、このような感じです。
 

 

 
露天風呂付の部屋のある2間続きのお部屋も、露天風呂付離れもあります。
 

 

 
寝間着用浴衣の他に、部屋で過ごす浴衣もサービスでありましたよ。
お風呂用のかごバックも可愛いくて、女子にはうれしいです。

 

 
大浴場も、もちろんありますよ。大浴場は、かなり照明が暗くて落ち着きました。
 

 

 

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パナソニックの美顔器があったので、10分程使いました。目に当てると、アイマスク+保湿効果があってよい感じです。ちょうど私たちだけだったので、ゆっくりできましたよ。
 
お部屋は、全部で11部屋しかないので、他のお客さんとすれ違うこともなく、お部屋にいるときも、隣室の話し声など、まったく聞こえませんでしたよ。
 

 
係の人が夜の退室時に「てるてる坊主」をくださいました。翌日雨が降りそうだったからなのですが、お心遣いがとってもうれしかったです♪
 
洋風ゴージャスホテルとは真逆のちょっと古びたわびさびな感じが、静寂に包まれて奈良らしくていいなと思えたのでした。

 
 

目の前が「若草山」なのでシカだらけ♪

 

 
「むさし野」の一番の良さは、ロケーションだと思います。なんといっても、若草山の真ん前なのです。奈良公園の奥のほうにあるので、駅からはかなり離れています。近鉄奈良駅から東大寺まで徒歩で約20分ですが、それプラス15分ぐらいかかります。疲れる人は、タクシーを利用したほうがよいかもです。
 
 
ゆるい上り坂なので普通なら疲れそうですが、私たちはシカが好きなので、途中からどんどん増えていくシカに、シカせんべいをあげながら楽しく散策しました。
 

    
東大寺付近の人通りの多いところは、このようにシカせんべいが売られていますが、もう少し、登っていくと、無人の販売場があるんですよ。

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中に箱が入っているので、そこにお金を入れて鹿せんべいを買いました。
 
1束10枚入りで150円です。
 
今は冬なので若草山には入れませんが、春夏は緑が美しくてもっと素敵でしょう。
 
 
宿の中にもシカが入って来るほどシカだらけの場所でした。
今は、秋に生まれたバンビが、まだママと一緒にいる時期なので、母子で一緒にいるところを、たくさん目にしましたよ。

 

 
せんべいを食べているのが、ちょっと育ってますが小鹿で、手前のが母シカです。
そして、鹿せんべいをあげてるのは、私ではなく娘です。(._.)
 
 
美味しそうに食べるので、うれしくなって、鹿せんべいを2日で10個以上買ってしまいました。シカにたっぷり貢ぎいできましたよ。(*´Д`)

 
 

「志賀直哉旧居」が徒歩圏内にある

 

 

 
若草山から東に歩いて行くと春日大社のパーキングに行きつきます。そこを超えてささやきの道という獣道のような小道を降りていくと、志賀直哉が奈良で9年間過ごしたお屋敷に行きつきます。有形文化財に指定されていましたよ。
 

 
折角なので行ってみたのですが、残念ながらお正月休みで閉館でした。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
 
 
そうかもしれないなとは思っていたんですけどね……。
 
 
とりあえず、どんな雰囲気かだけでも見たかったので、よかったです。
 
 
志賀直哉は、山科(京都)からこの場所に移って、『暗夜行路』を完成させました。
 
 
志賀は、当時、若手作家たちから「神様」扱いされていた人です。小林秀雄、武者小路実篤、谷崎潤一郎、小林多喜二などなど、交流のあった文人たちが、たくさんこの屋敷に通い、「高畑サロン」と呼ばれるようになりました。
 
 
志賀直哉といえば、実家が資産家で、文人なのにスポーツ万能で、この時代に海外旅行にほいほい行ったり、自転車大好きで当時の高級自転車(今の値段で300万円ほど)を乗り回したりという外向型のリア充作家でした。
 
 
この奈良のお屋敷も、建物だけで100坪以上、志賀自身が設計から参加し、随所にお金をかけたこだわりがあるそうです。次回は是非、中を見学したいものです。

 
 

おまけ★奈良の食事とお土産お菓子

 
 
奈良といえば、「奈良にうまいものなし」(志賀直哉『奈良』)というフレーズが思い浮かびますが、なかなか普通に旅館の食事は料亭なみに美味しかったですよ。
 

 
お部屋に着くと、お抹茶とお菓子が出ましたよ。
 

 

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夕食は、しゃぶしゃぶ懐石にしました。お刺身もついていてお腹いっぱいで、お野菜は全部食べられませんでした。
 

 

 
朝食には、湯豆腐とお正月料理のお雑煮もありましたよ。白みそ仕立てのお雑煮なのに、最後におもちにきなこをつけてたべてくださいと、きなこがつきました。面白い食べ方です。
 
帰りに駅で「柿の葉寿司」と「大仏プリン」を購入しました。

 

 

 

 
柿の葉寿司は、押し寿司なのですが、サバ、サケ、タイ、サワラの4種類ありましたよ。それぞれ柿の葉で包んでいます。
 
後は、名前に魅かれた「たまうさぎ」のきなこだんごを……。これが、なかなか素朴な美味しさのおだんごで、何本でも食べられそうでした。

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歴史的な観光名所を回りたいなら、奈良より断然京都なのですが、まったりしたい、シカに会いたい、大仏が好きなら、奈良が一押しなのです。
 
【関連記事】奈良の「鹿」の不思議・いつからいるの?京都からのアクセス情報も!

 
 
 

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