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こんにちは、このかです。
 
 
数か月前の話ですが、私の父方の祖母が、100歳になったそうです。賞状と記念品、もらえたみたいです。(-_-)
 
 
ちょっと他人事っぽい書き方なのですが、実は、この祖母とは小3のとき1回会ったきりで、全くなじみがないのです。
 
 
でも、父だけはちょくちょく鹿児島に里帰りしていて、3年前に退職してからは、半年ごとに1カ月ぐらい滞在しているようです。
 
 
そんな父から話を聞くと、その祖母、なかなか理想的な老後の生活を送っているらしいです。
 
 
普段は全く健康で、好きな時に好きな事をして生きているようなのです。
100歳でも寝たきりだったら、生きる楽しみがないけれど、祖母のようならいいかもしれないと思ったのでした。

 
 

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ストレス・添加物なしの生活

 

 
祖母は、鹿児島の大隅半島の先端近くに住んでいます。
 
 
小3の頃の記憶なんてほとんどないのですが、衝撃的過ぎて今でも鮮明に覚えているのが、夜、大きな蚊帳を張って寝たことと、五右衛門風呂に入ったこと。
 
 
五右衛門風呂は、怖かった~~~!
 
 
ほんとに、下から火を焚くんですよ。底がめっちゃ熱いから、板を足で沈めてそこに乗ってお風呂に入るんです。大鍋で煮られている感じ。板が外れたら足をやけどします。(汗)
 
 
ま、これは40年ほど前のことで、今は家は建て替えて、普通の住宅になっているそうです。
 
 
そんなおばあちゃんは、若い頃に旦那を亡くしたので、一人暮らしに慣れています。昔は、自給のための養豚・養鶏をしていて、父は子供の頃、チキンを食べるために、鶏を絞めて血抜きをしたことがあるそうです。( ゚Д゚)
 
 
都会っ子の私には、絶対無理。えぐい話だよ、にわとりさん(泣)
でも、昔の日本社会では当然のことだったはずです。
 
 
おばあちゃんは、年を取って腰が弱くなるまで、畑を耕して野菜は自給自足だったそうです。基本、新鮮な物しか食べてこなかった感じですね。もちろん、和食です。インスタントなど、あまり食べないと思います。
 
 
また、一人暮らしでも、田舎はご近所との人間関係が親戚のように濃密なので、困ったら助けてもらえます。今でも、農家では野菜があまることが多いので、それをもらえるのだそうです。
 
 
そして、村の駐在さん(お巡りさん)が、毎日、顔を見に来てくれるのだとか。
 
 
これ、すごいシステムだと思いませんか?
 
 
巡回中の警察官が、一人暮らしのお年寄りの具合が悪くないか、チェックしてくれるシステム。都会では、まずないことですよ。もちろん無料です。

 
 

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好きな事・楽しい事をする

 

 
祖母は、母曰く(←かなりゆがんだ主観入り)、若いころからめちゃくちゃわがままだったのだそうです。
 
 
どういうタイプのわがままなのかなと、母の話を分析してみると、基本的に、自分のしたいようにする人みたいです。
 
 
人のことを気遣うより、自分の気持ちを最優先、嫁の立場で姑をいびっていたそうです。(←ほんとかよ)姑を撃退する強さを持っていたってことかな? 
 
 
でも、きっと薩摩隼人の旦那に遠慮せず、自分の意見をバシッと言う人だったのでしょう。
 
 
旦那が亡くなってからは、一人で好きなときに、好きな事をして、好きな物を食べて、のびのび生きてきたようです。
 
 
ストレスなしですよ~!
 
 
一人暮らしが寂しくなく、ストレスにならない人なら、これ以上、健康に良いことはないぐらいです。贅沢しないので、経済的にも困ってないみたい。

 
 

日本は寿命長いけど、寝たきり率高し!

 

 
日本は長寿国といいますが、寝たきり老人の率が他の先進国と比べてかなり高いです。老人医療費の問題は、これからもどんどん若い人の負担になっていきますね。
 
 
よく言われることですが、日本で寝たきり老人によくやる「胃ろう」という処置、外国では全然メジャーな処置法ではないそうですよ。
 
 
「胃ろう」というのは、食べ物を口から食べられなくなった人に、胃にお腹から管を通して、栄養分を摂取する医療処置です。こんなことしてまで生きたいかな?と思ってしまいます。食べる楽しみまでなくなってしまって・・・。
 
 
ヨーロッパでは、年を取って食べ物を食べられなくなったら、医者はあれこれ処置をせずに、りんごのしぼり汁などを飲ませながら、静かに亡くなるのを見守るのだそうです。こういう老衰の亡くなり方は、穏やかに逝けることが多いそうですよ。
 
 
でも、ほんの100年前まで、日本人もそうだったのです。
なのに、今や、救急で運ばれたら、延命処置といって体じゅう管だらけにされてしまいます。怖ろしいです。
 
 
私の方が先だったら、胃ろうはいらんよと、メタボ旦那に言っています。できれば安楽死したい私。。。
 
 
身近な人を看取ったのは母方の祖父母ぐらいですけど、どちらも病気で70代で他界しました。おじいちゃんは、肝臓が悪かったんですけど、家に帰りたがってましたよ。最期まで帰れなかったけれど、とってもとっても、帰りたがってました。
 
 
私も家がいいです。
 
 
知らないたくさんの人が行きかうザワザワした病院より、家で静かに孤独死のほうがまだましです。
 
 
医療に関わる人の多くが、睡眠負債がたまりまくっているといいます。怖いです。
 
 
100歳の祖母は、もしかしたら孤独死してしまうかもしれませんが、80年以上住んでいる場所、長年暮らした自分の家で逝けるのは、幸せなんじゃないかなと思います。

 
 

 
 

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