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こんにちは、このかです。
 
寒くなりましたね~。
こたつに電気を入れました。ほかほかあったかで幸せです♪
 
最近、夢野久作にはまってます。
 
イヒヒヒヒ……というのが、気持ち悪くて楽しいです。
「ドグラ・マグラ」は理解不能…、短編集がおススメですよ!
これが、おもしろいです。
   ↓

 
 
娘が、最近よく、ドッペルゲンガー♪ ドッペルゲンガー♪とつぶやいてます。
なんか妙な小説でも読んだのかしらん???
 
 
オカルト系の話は、確かにおもしろいですね~。
彼女が気になってるのは、「芥川龍之介が見た」からなのでした。
 
 
谷崎潤一郎ラブな変態娘なので、谷崎作品の中でたびたび登場するお友達の芥川さんが、谷崎の誕生日に自殺したというところから、気になっているみたい。
 
 
ちなみに、谷崎は、「芥川君、僕の誕生日に亡くなったんだよ~。」と、インタビューで語ってます。(音声YouTubeに残ってました)
 
 
そのドッペルゲンガー、実は、他にもちらほら見たという有名人がいるのです。リンカーン、ゲーテ、モーパッサン、フロイト、エリザベス1世、エカテリーナ1世などが伝えられています。
 
 
「死の予告」といわれるドッペルゲンガー、本当なのでしょうか?

 
 

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ドッペルゲンガーってなんだ?

 

 
ドッペルゲンガーというのは、もう一人の自分、自分と瓜二つの分身のような人間を、自分か他の人が見かける現象のことを言います。
 
 
幽体離脱とちょっと似てるけど、まったく別の自分が動いていたりするところが違うんですね。見え方は、人によっていろいろあるようですが、共通することをあげてみましょう。
 
 
ゾッとするのは、必ず本人が行ったことのある場所に表れ、あたかも本人であるかのように存在し、違和感がないところです。会話をすることはなく、見えるときは、全身ではなく部分像が多いのだそうです。見た人は、もしかしたら自分のほうが分身かもと思ってしまうほど、その場になじんでいるのだとか。
 
 
自分の分身、もう1人の自分を見た者は、その後すぐに寿命が尽きるという、言い伝えがあります。
 
 
でも、病死や事故死なら、自分の意志でない力が働くけど、芥川さんのように自殺の場合は、どうとらえればよいのでしょうね。

 
 

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ドッペルゲンガーの正体

 

 
もちろん、このようなオカルト的現象を、科学で解明しようと試みる人はたくさんいます。
 
 
こういうのは、全部解明できるわけないと思うんですけどね~。現代科学文明なんて、宇宙の真理のほんのわずかな部分しか解明できていません。
 
 
人体1つとっても、眼病の原因や脳の仕組みなど、まだまだ解明されていない事が、わんさかあるのです。
 
 
ドッペルゲンガーは、今のところ、「脳の病気」か「精神の病気」が関係すると、考えられています。
 
 
「脳と精神」、どちらも解明されていないカオスな分野の代表ですね。
すごく適当な言い訳っぽいものを感じます。

 
 

(1)脳腫瘍説

 

 
ひどい頭痛持ちや、頭痛のある脳腫瘍の人が、自分の分身を見たという複数の報告が出ているそうです。つまり、脳の疾患で、自分の姿が見えるという現象が起こっているのだという説です。
 
末期の脳腫瘍の人なら、病気でそれからしばらくして亡くなることは、あるでしょうね。でも、ドッペルゲンガーを見た全ての人の事例に当てはまるわけではないです。ちょっと苦しいですね。
 

 

(2)統合失調症説

 
オカルトの解明では、やたらと精神疾患説が出てきます。前に書いた「狐憑き」も同じでしたよ。
   ↓
「狐憑き」は本当に迷信なの?「狐筋」の家って何?
 
 
そもそも統合失調症の人は、「幻覚」を見る事が多いといわれます。
 
 
家族や知人の姿だけでなく、神や悪魔、化け物の姿だって見えて、その幻覚に話しかけたり笑いかけたりする人もいるそうです。そういう病気の人が、「自分の姿」が見えたとしても、おかしくないでしょう。
 
 

(3)パラレルワールド説

 

 
一時期、SF小説で流行ったパラレルワールド!
これがいちばんおもしろい説ですが、やはり信ぴょう性に欠けます。
 
 
ただ、パラレルワールドの存在自体は、現在では可能性は大いにあると考えられていて、科学的に議論されています。
 
 
この説で説明すると、何かの力が働いて時空にゆがみができ、異次元にいる「自分」を目撃するのだそうです。
 
 
分身を見た後に亡くなる原因は、異次元と接触したことで因果律が乱れたからだという主張です。
 
 
因果律が乱れた???
あいまいすぎて、よく分かりません・・・。
 
 
パラレルワールドは存在したらおもしろいと思うので、どこかの科学者が納得できる報告をしてくれたらうれしいです。

 
 

おわりに

 

 
芥川龍之介は、かなりの頭痛持ちだったそうですよ。そういう意味では、脳疾患説に当てはまります。でも、頭痛持ちの人は、大勢いるので、説得力ないですね。
 
 
また、自殺する数年前から、うつに入ることが多くて、死にたいと友人によく愚痴っていたそうです。彼は、実母が心の病にかかっていて、当時、精神病は遺伝すると信じられがちだったので、自分も母のようになるのではと怖れていました。
 
 
かなり博識な人なので、「ドッペルゲンガー」という現象について、知識があったかもしれません。
 
 
だとすると、自分でも意識のうちに「ドッペルゲンガーを見る」という素地を、作りだしたというのもあり得るかもしれませんね。
 
 
そんなだから、「ぼんやりとした不安」がどんどん大きくなったのですよ。
 
 
でも、こういう神経質な人には珍しく、彼は人望がありました。友人も多いですし、太宰治のように崇拝してる弟子もいました。
 
 
「芥川賞」を作った親友の菊池寛は、芥川の息子の名づけ親になってます。名づけというか、自分の名前を「万葉仮名」にして贈ったという入れ込みようなんですねー。菊池寛(かん)の本名は、「ひろし」と読みます。
 
 
それが、後に俳優・演出家として活躍した芥川比呂志さんなのです。
彼は、日本最大規模の劇団「劇団四季」の名づけ親でもあるんですよ。
 
 
そして、江戸川乱歩、三島由紀夫などとタッグを組んで作品を作ったり、座談会の様子を残したりしています。
 
 
息子も他の文豪たちと仲良しという、意外にもコミュ力高い親子だったのでした。(*´ω`)

 
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