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昔の人は、よく「暑さ寒さも彼岸まで」といいました。
 
暑さや寒さが彼岸を境として薄れていき、それ以降、春(秋)がきて過ごしやすくなるという意味です。
 
「春分」と「秋分」は、二十四節気の「夏至」と「冬至」の真ん中に位置するので、確かにそのように思えます。
 
今回は、「春分の日」の意義についてお話しします。

 

春分の日とは

二十四節気のうち、「春分の日」と「秋分の日」は「国民の祝日」に制定されています。
節気の中でも、特別な位置づけだと分かりますね。
 
春分の日は、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされています。
春の彼岸の中日にあたり、戦前は「春季皇霊祭」といいました。

2017年の「春分の日」

太陽の中心が春分点を通過する日を春分といいます。
この日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなります。
春分日(太陽の中心が春分点を通過する日)が「春分の日」と法律で決められているため、春分の日は固定されていません。
たいてい3月20日か21日になります。

2017年の「春分の日」は
     3月20日(月)です。

3月20日頃の春分の日を「中日」として、前後3日間の合計7日間を「彼岸」といいます。
そして、その期間の始めの日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸の明け」とよびます。

つまり、2017年は、
3月17日から3月23日までが「彼岸」で、
3月17日が「彼岸の入り」
3月23日が「彼岸の明け」
となります。

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春分の日にお墓参りをする理由

春分の日は「春の彼岸の中日」です。
 
もともと「彼岸」とは、阿弥陀仏(あみだぶつ)が住んでいて、先祖の霊も眠っている極楽浄土を意味します。
また、人間の様々な欲望や迷いのある現世をはなれて、彼岸に到達するという意味もあります。
 
春分の日は太陽が真西に沈むので、西方にあるといわれている極楽浄土(あの世)とこの世が交わる日と考えられていたのです。
 
極楽浄土に最も心がつうじやすいとされるこの時期に、先祖の霊を供養しようとお墓参りをするようになりました。

お墓参りのしきたり


お墓参りの仕方は人それぞれですが、ここでは一般的なものを紹介します。
用意するものは、お供え物、生花、マッチ(ライター)、ろうそく、線香、必要なら数珠(じゅず)です。
用意されている霊園・墓地も多いですが、なければ掃除道具も持参しましょう。

お墓参りの手順

1.お墓の清掃をする。
2.生花などをお供えし、線香に火をつける。
3.手桶に汲んだ水を墓石に架ける。
4.しゃがんで合掌し、最後に一礼する。

仏壇にお参りする場合

1.お仏壇を掃除する。
2.生花や水をお供えする。
3.故人の好物やぼたもちをお供えする。
4.線香をあげる。
5.合掌し、最後に一礼する。

まとめ

二十四節気の中でも、祝日に制定されるほど「春分」と「秋分」は特別な日なのですね。昔の人が、太陽が「真西」に沈むことを重く考えていたとわかります。
 
お墓参りはなかなかできませんが、これからはきちんとしようかな~なんて(←やっていない)思えました。(;^_^)

 
★「春分の日」は「国民の祝日」。
★「春分の日」は、太陽の中心が春分点を通過する日。
★前後合わせて7日間を「彼岸」という
★「彼岸」にはお墓参りをする。

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