この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。


 
お正月が終わると、普段の生活に戻っていきますが、関西では場所によってはお正月より盛り上がる「十日えびす」が始まります!
 
 

スポンサーリンク

「えべっさん」は商売繁盛の神様

 

 
「十日戎」は、七福神の一神・商売繁盛の神、恵比寿様(「えべっさん」)に祈願するお祭りなのです。
 
 
このお祭りは西日本中心に行われています。
私はずっと全国的なものと思っていたんですけど、違ったのですね。
 
 
それぐらい関西(大阪)ではビッグイベントになっています。
 
 
恵比寿様は七福神の中で、唯一の「日本の神様」なのです。
他の神様は、みんなインドか中国からやってきた神様なんですよ。
 
 
恵比寿さまは3歳になっても歩くことができなかったので、両親の神様(イザナギとイザナミ)に川に流されてしまい(捨てられて)ました。
 
 
神様ひどいです。(._.)
 
その後、川を流れ流れて神戸の西宮神社に流れ着いたのです。
 
 
その恵比寿様の誕生と西宮神社に祀られるまでの経歴は、こちらをどうぞ♪

 ↓


 
 

西宮神社(神戸)

 

「西宮神社」は全国3500社余りある「えびす神社」の総本社です。
 
この神社「十日戎」の特徴は、毎年恒例の「福男」選びがあることです。
新年の運試しにと挑戦する人が多いんですよ。

 ↓


 
 

スポンサーリンク

今宮戎神社(大阪)

 
「今宮戎神社」は大阪ミナミの繁華街近くにある神社です。
 
 
「商売繁盛で笹持って来い♪」という威勢のよい掛け声がかかるにぎやかなお祭りです。商人の町がらしい活気を感じます。
 
 
この神社の特徴は、毎年「福娘」が選ばれることです。
書類や面接の審査があって応募者の中から40人ほど選ばれます。
 
 
福娘は、お祭りの花となっていますよ。

  ↓


 
 

京都ゑびす神社(京都)

 
「京都ゑびす神社」は京都・祇園にある神社です。
 
 
京都らしい雰囲気で、参拝客の中に着物姿の人もたくさん見かけます。
「風神雷神図屏風」のレプリカがあることで知られる建仁寺も徒歩圏にありますよ。
 
 
こちらの神社は、東映の和服姿の役者さんや芸妓・舞妓さんによる「福笹」の授与があるのが特徴です。
 
 
他に巫女さんの神楽舞も見られますよ。

  ↓


 
 

おわりに

 

神社周辺は、10日を中心にして毎年たいへん混雑します。
神社周辺には多くの屋台が並び、楽しいお祭りの雰囲気が味わえますよ。
 
 
車で行くと駐車場所を見つけるのが難しいので、できるだけ公共機関を使って行きましょう。
3つの神社共に、電車、バスのアクセスは良好です~。♪