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夏の代表的野菜のナスは、大人の野菜って感じがしませんか?
 
ピーマンやニンジンのように苦いわけではないのに、なぜか子供に人気のない野菜のようです。
 
味がしないと、感じてしまうからかなあ。
 
私も子供の頃は、特に美味しいと思わなかったのですが、今は焼きなすにゴマ味噌をかけた田楽など好きです。
トマトやチーズとも合うので、ナスとトマトのパスタもいいですね♪
 

 
ナスは、日本の夏野菜の代表で、7~9月に旬を迎えます。
 
ちょうどお盆のときが旬のど真ん中なので、お盆の風物詩「精霊馬」に使われるというのも納得ですね!
 
お盆にご先祖様をお迎えする「精霊馬」については、こちらをどうぞ♪

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「秋茄子は嫁に食わすな」の意味と由来

 

 
秋にとれるナスは、美味しいです♪
 
そんな美味しい秋ナスを嫁にやるのはもったいないということで「秋茄子は嫁に食わすな」という言葉が生まれたのだそうです。姑の嫁イビリですね。封建的な家社会だった頃の考え方です。
 
でも、この言葉には、今は全部で3つの意味があると俗に言われます。
 
(1)姑の嫁いびり
(2)秋ナスは体を冷やすから、大事な嫁に食べさせてはいけない
(3)秋ナスは種が少なく、子種ができなくなるので嫁に食べさせてはいけない
 
(2)と(3)は、ナスの特徴をよくとらえていますが、後からのこじつけ、もしくは言い訳だなと思います。
 
間違いなく当初の意味は(1)でしょう。
なぜなら、これと同類の嫁イビリ言葉は、他にもたくさんあるからです。
 
例えば、
 
「夏蛸(だこ)嫁に食わすな」
「秋鯖(あきさば)は嫁に食わすな」
「秋カマスは嫁に食わすな」
「二月のソウハチは嫁に食わすな」
「五月蕨(ごがつわらび)は嫁に食わすな」
 
などなど。(まだまだあります。)
 
もともと夏野菜のナスは、8月のお盆の頃に一旦収穫を終えますが、そこで枝をバッサリ落としておくと、9月に再び新しい枝が伸びて、実をつけるのです。
 
でも、もう旬の終わりなので、夏のようにたくさん実らないし、大きくなると種が目立って美味しくないので、小さめで収穫します。
 
つまり、秋ナスは美味しいけれど、「小ぶりで数が少ない」のです。
それで、憎らしい嫁にはもったいないという嫁イビリの常套句として定着したと考えられます。
 
(2)の体を冷やすというのは確かですが、数少ない秋ナスですよ。
体を冷やして体調を崩すほど食べるなんてことは、元から考えられないでしょう。ちなみに、「秋ナスは体を冷やす」というのは、江戸時代の儒学者(本草学者)・貝原益軒も「養生訓」の中に書いています。
 
その他に、「よめ=夜目」がネズミの隠語だという説もありますが、そもそもネズミが嫁の隠語だったので、結局嫁のことじゃんとなるのです。

 

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ナスの栄養と効果

 

 
では、その美味しいナスですが、栄養分や効果は高いのでしょうか?
 
キュウリなど夏野菜の多くがそうですが、ナスも水分がとても多い野菜です。
90%以上が水分と糖でできています。
 
また、夏に旬を迎える野菜の特徴の「身体の体温を下げる」効果があります。
つまり、水分補給ができて、夏バテの予防になるということですね。

 
(1)カリウム
 
ナスにはカリウムも多く含まれています。
これも、キュウリと同じ特徴です。
 
カリウムは、身体の中の塩分やナトリウムを外に出してくれ、身体の中の水分のバランスを整え、高血圧などにならないよう予防する効果があります。
 
カリウムが不足すると、顔や足のむくみの原因にもなります。

 
(2)ナスニン
 
ナスには、特有の栄養素があります。
 
それは、ナスニンと呼ばれるもので、あのナスの紫色の色素なのです。
 
ナスニンは、ポリフェノールの一種なので、抗酸化作用があり、動脈硬化を防いだり、コレステロール値を下げる効果があります。
 
そして、眼精疲労を軽くする働きもあるのですよ。
 
抗酸化作用があるということは、美容効果もあるということです。

 

ナスの注意点

 
 
ナスを食べる際に注意したいことが1つあります。
 
それは、どんな食材にもいえる食べ過ぎるとよくないということです。
その理由は、2つあります。

 
(1)ナスは体を冷やす
 

 
ナスは、水分が多く体を冷やすので、夏の暑い時期にぴったりの食材です。
でも、食べ過ぎると、体を中から冷やしすぎてしまうおそれがあります。
 
特に、冷え性の人や、妊婦さんは、量に気をつけて食べてくださいね。
 
体を温める食材や香辛料、生姜や唐辛子などを使っ調理するのが、おススメです。

 
(2)ナスは油を吸いやすい
 

 
ナスと油の相性は、とっても良いです!
揚げナスに揚げナス浸し、美味しいです♪
 
でも、ナスは、すごい勢いで油を吸うので、カロリーオーバーになりがちです。
 
油で調理するときも、食べ過ぎに気をつけましょうね。

 
 

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