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昔、日本にはっきりした身分制度があったころ、身分によって服装や装飾品が制限されていました。
 
例えば、庶民が着てはいけない「色」や「素材」というものがあったのです。
 
貴族や武家の女性と庶民は、生活も育ちも違うので、全く人として別タイプだったでしょうね。
 
そんな時代には、
 
「人は外見よりも中身が大切」
 
という言葉は、正しいものだったと思います。
 
貧富の差が激しかった時代には、美しく着飾った性根の悪い人や貧しい身なりをしていても徳のある人は、たくさん存在していたはずです。
 
でも、それを現代人、特に日本のように物質的に豊かな国の人に同じように当てはめるのは、いかがでしょう。
無理があると思いませんか?

 

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内面を磨こうというブーム


 
高度成長が終わり、バブルが弾けた頃、私はまだ学生でした。
 
社会人として好景気を経験していないし、サラリーマン家庭だったので、特にその恩恵は受けていないけど、国全体が浮かれていた気分は、報道からも十分伝わりました。
 
その頃、デートで男性に貢がせていた女性たちの多くは、同じようなロングヘアに派手な服装をし、美しい顔とスタイルに見えるように自分を磨いていました。
 
女性が男性に「貢がせる」のが当然という発想だった事自体、まともじゃないなあと思いますけどね。
 
それから失われた20年を経て、今、日本女性は「スピリチュアル」にはまる人が増えています。
 
今までおろそかにしてきた精神世界、目に見えない内側の部分に関心を持つ人が増えてきたのです。
 
私は、スピリチュアルにはそんなに詳しくないのですが、30代以降の大人になって、自分の内面を磨こうとしている人は、内側から輝く光源のようなものがあるように見えます。
 
反対に、お金やテクニックをかけて外見だけを飾りたてる人、知識だけを蓄積して人に対する配慮が伴わない人は、きれいな恰好をしていても、なんだか曇っているようにしか見えません。

 

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自分の顔に責任を持とう


 
アラフォーになると、目元口元が若い頃と明らかに変わります。
それが、顔そのものの印象を変えてしまうのです。
 
私は、もともと目が大きいのですが、大きい目の人ほど目尻や目の周りのしわが目立ってくるのだそうです。
 
また、全体的に肌が下がってくるので、垂れ目気味になり、口元はほうれい線が目立ってきます。
 
年齢は目元よりも口元に出るといわれます。
 
目元はまつげを上げたり、目尻をライナーでくっきり見せるとある程度ごまかせますが、口元はメイクで変えることが難しいですからね。
 
ほうれい線は仕方のないこととして、私が気になるのは、口元のゆがみです。
 
街中を歩いていると、口をへの字に結んで口角が下がって怒っているような顔の中高年の人、よく見かけませんか?
 
表情が怖いんですよ。
 
お金をかけた服装をしていても、こういう人はお金持ちには見えないし、幸せそうにも見えません。
 
口から出てくるのは、人のグチや悪口、非難、中傷、噂話ばかりなんだろうなと思ってしまいます。
 
自分の内側に滞りがあると、外見にもそれらがにじみ出るのです。
 
そういう人を見かけるたびに、自分は不機嫌な人に見えないよう気をつけようと思います。
 
 
こういうドロリとした負の感情は、若い頃はうまく隠せたりするんですね。
特に、男性には気づかれないことが多いです。
 
でも、30代以降になると、そうはいきませんよ。
 
大人の女性の美しさは、他者への優しさがなければ、間違いなく深みのないものとなっていきます。
 
でも、それでは、内面が「よい人」なら、十分美しいといえるでしょうか?
私は、それも、ちょっと違うと思います。

 

外見と内面は表裏一体のもの


 
禅の言葉に、「身心一如(または、心身一如)」というのがあります。
 
精神と肉体は一体のもので、分けることができず、一つのものの両面であるという考え方です。
 
心と体は間違いなくつながっているのです。
 
つまり、美しくなるには内面も外見も大切、片手落ちじゃダメなんです。
 
人はきちんとした服装をすれば、自然とその身なりに相応しい立居振舞をするようになるといわれますね。制服効果といわれるものです。
 
そして、内面を美しくしようと心がけると、目が合ったときの眼差しや発する言葉の1つ1つに優美な印象が宿ります。
 
 
美しい大人の女性になりたいと思うなら、この相乗効果を生かすのが最も効果的だと肝に命じましょう。

 

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