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和食の基本は、「一汁三菜」とよばれますね。
 
多分、家庭科の授業だったと思いますが、ず~~っと前に、この言葉を初めて聞いたとき、私は何を指す言葉なのかよくわかりませんでした。
 
「一汁」が、お味噌汁やお吸い物など汁物だというのはわかるけど。
「三菜」というのは、主菜・副菜・副々菜のおかず3品のことだから・・・。
 
ごはんはどこに???
 
そう、主食のごはんは、数に含まれないんですね。
そして、もう一品、ごはんとセットの「漬物」のお皿も数に入りません。
 
つまり、一汁三菜の基本は、
「ごはん+漬物」+「一汁三菜」=「6つの器」が並ぶということなんです。
こんな感じです。↓ ↓ ↓

 

出典元:http://www.zukan.co.jp

 
昔は、お漬物はごはんとセットなのが当然と考えられていたと分かります。
 
でも、このお漬物、最近、食べない人が増えているそうですよ。
 
お漬物は、「発酵食品」なので美容にもとってもよいのに、もったいないです。
 
もう一度、お漬物のよさを見直してみませんか?

 

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漬物は優れた発酵食品です


 
「漬物」というのは、野菜などの食材を、調味料や酒、油、漬け床などの中に一定時間漬けて作る食品のことです。
 
塩漬け、しょうゆ漬け、麹漬け、酒粕漬けなど、各地の風土を生かした様々な種類のものがあります。全国600種類以上もあるそうですよ。
 
塩分が強めのものから、べったら漬けのような甘いものまで、味もいろいろです。
 
どんなお漬物がお好きでしょうか?
私は、きゅうりと茄子のお漬物が好きです。
 
今回は、初心者でも家庭で作りやすい「ぬか漬け」を紹介します。
 
お漬物は、発酵食品なので毎日の習慣にしたい食品です。
買うよりも作るほうがリーズナブルで無添加なので、健康的にも安心ですよ。

 

ぬか漬け


 
「ぬか漬け」は、日本の伝統食です。
 
奈良時代には、すでにぬか漬けの元となるお漬物が存在したそうですよ。
江戸時代に入ると、今と同じようなぬか漬けが、庶民の食卓に上がるようになりました。
 
ぬか漬けにした野菜は、元の野菜よりも栄養価が高まるという利点があります。
マジックみたいですね♪
 
いろんな種類のお漬物がありますが、初めて家でお漬物を作る場合、初心者でも家庭で簡単にできる、「ぬか漬け」をおススメします。
 
それでは、その栄養と効果を見ていきましょう。

 

ぬか漬けの栄養と効果


 
ぬか漬けは、野菜などを「ぬか床」に漬けこむことで、出来上がります。
 
ぬか床の状態が、おいしいぬか漬けを作るのに、とっても大切なのです。
そして、そのぬか床の主成分は、「米ぬか」です‼
それに、粗塩、昆布、柿の皮、唐辛子などを加えて混ぜ、乳酸発酵させて出来上がるのです。
 
「米ぬか」には、ビタミンE、鉄、マグネシウム、食物繊維、ポリフェノール、フェルラ酸などの栄養素が、ぎっしりと詰まっています。
 
そして、乳酸発酵の働きによって、野菜にもともと少なかったビタミンB群が、作り出されます。
 
ぬか漬けには、こんなにたくさんの健康効果があるのですよ。
 ↓↓↓
●美肌効果
●疲労回復
●整腸作用
●糖尿病予防
●免疫力アップ→風邪予防


 

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植物性乳酸菌のすごい効果


乳酸菌には、動物性と植物性のものがあります。
 
チーズやヨーグルトなどの乳製品が、動物性乳酸菌のある代表食品です。
 
一方、植物性乳酸菌の食品は、どんなものがあるでしょう?
ぬか漬けのほかに、味噌、豆腐、納豆、しょうゆ、キムチなどがあります。
 
植物性乳酸菌は、動物性乳酸菌よりも強いので、生きたまま腸内に届きやすいのです。ですから、腸内細菌のバランスをよくするためには、ヨーグルトよりもぬか漬けのほうがよいといわれるのですね。
 
ぬか漬けのような野菜を使う植物性乳酸菌食品は、食物繊維の摂取量も増えるのですよ。

 

素材の栄養価がアップする


 
ぬか床には、かなりの量の「塩」が入っています。
 
野菜をぬか床に入れると、浸透圧の関係で、野菜の水分がぬか床のほうに移動し、代わりに、ぬか床の栄養分が野菜の中に入るのです。
 
その結果、もとの野菜よりもぬか漬けになった後のほうが、栄養価が高くなるというわけなのですよ。
 
美肌効果疲労回復効果の高い乳酸菌とビタミンBは、数倍に増えます

 

GI値が低い


 
ぬか漬けは、GI値が低い食べ物の代表です。
 
GI値は、食べた後の血糖値の上がりやすさの目安となる数値です。
 
これが高いほど血糖値が急激に上がりやすく、低いほど穏やかに上がっていきます。
 
例えば、同じカロリーのものでも、GI値が高い物よりも低い物のほうがゆっくり消化吸収されるので、脂肪を貯えにくいということです。
 
GI値が低いものは、ダイエットに向いていますし、糖尿病予防効果があるといわれます。

 

デメリットは塩分量が多いこと


 
野菜の栄養を増幅させるぬか漬けにも、欠点はあります。
 
ぬか漬けは、浸透圧の原理を使っているため、どうしても塩分過多になりがちです。ですから、ぬか床からそのまま出しただけでは塩辛く、切る前に水洗いが必要なのです。
 
でも、ぬか床には、「カリウム」も含まれているので、塩分を排出する効果も高まります。
箸休めに食べる程度なら、毎食食べても問題はないでしょう。
 
ある程度、塩分の摂り過ぎは注意したいですが、何といってもメリットのほうがずっと多い発酵食品です。
 
積極的に摂っていきたいですね。(*’▽’)

 
 

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