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出典元:白泉社
★2017年4月放送開始
 
ここ数年、ずーっと私の1番のお気に入り漫画「夏目友人帳」が、またまたアニメ化されます。
 
この作品、もののけファンタジーの名作だと思います。
 
妖(あやかし)が見える少年の話なのですが、妖怪の優しさにじ~~~んとくるのです。
 
妖怪ものは、ホラーっぽい不気味なものが多いですが、そういう感じはほとんどありません。

 

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漫画もアニメも神回だらけ

 
緑川ゆき原作の「夏目友人帳」。
線の細い素朴な絵が繊細な内容と、すごくマッチしています。
 
初めて読んだときは、心が洗われるようでした。
なんというか、すっごくヒーリング効果があるんです。
癒されるというよりは、心が浄化される感じです。
 
漫画を読んで久しぶりに本気で泣きました。
涙腺崩壊状態で、やばかったです。(>_<)
 
すごいと思うのは、何回読み返しても、同じところで泣けるところ。
 
漫画は現在21巻目と、かなりのボリュームなので、これから読み始めるのもなあと思うかもしれませんが、是非読んでほしい作品です。
 
1話完結で1冊に4話ぐらい入っていて、いろんな妖(あやかし)が出てきます。少女漫画雑誌「月刊LaLa」に連載していますが、恋愛物のうっとうしさは全くありません。おススメですよ。ヽ(^o^)丿

 

あらすじ~妖怪と人の心のふれあい


 
幼いころに両親を亡くした少年・夏目貴史には、生まれたときから「妖怪」が見えるという不思議な力があります。
 
両親の死後、親戚中を数か月単位とかで、たらい回しにされながら暮らすのですが、妖怪が見えるということで、どの家へ行っても嘘つき呼ばわりされます。
 
高校生になり、運よく子供のいない心優しい藤原夫妻に引き取られることになり、祖母・レイコの暮らしていた町(村?)に住むことになります。
 
ここが物語の舞台になります。
 
妖怪が見える夏目の力は、強い妖力を持っていた祖母・レイコと同じで、レイコの遺品、妖怪たちとの契約書『友人帳』を手にしてから、妖(あやかし)に狙われる日々が続きます。
 
『友人帳』の持ち主は、「名前」が書かれた妖怪を統べる力を持つからです。
 
「本名(諱)を知られると、その人に魂を支配される」という考えは、平安時代には人間同士の間でも信じられていました。
 
封印を解いて、自分の死後、『友人帳』を譲る約束をした用心棒のニャンコ先生と共に、契約した妖怪たちへ名前を返す日々が続きますが…という話です。
 
「夏目友人帳」の魅力について、考えてみました。

1.夏目とニャンコ先生の魅力

出典:1kuji.bpnavi
 
漫画も小説も、やっぱり主人公の魅力というのは、すっごく大切ですね。
 
夏目は、どこに行っても歓迎されず、冷たい人間関係の中で育ってきたのに、とても素直です。
 
高校生なのに、自転車に乗れなかったというのが、象徴的です。
自転車は、小さい頃に父親など身近な大人に教えてもらって乗れるようになるものですね。夏目には、そういうことを気にしてくれる大人が、全くそばにいなかったということです。
 
なのに、妖(あやかし)にも人にも等しく接し、どちらも大切にして、今の幸せをくれた人や妖怪に恩返しをしたいと考えているところがスゴイです。
 
けっして熱いキャラではないのに、信念を持っているところが魅力的です。
 
そして、その夏目を見守るニャンコ先生
 
用心棒なのに、酒飲みで自由気ままに生きている、一見、ただのデブいオッサン猫なのですが、実は、斑(まだら)という名の強く美しい大妖(おおあやかし)です。
 
決めるときはビシッと決め、守るときは守ってくれる頼もしい存在です。
 
そして、普段は、とにかくかわいい♡
ニャンコ先生の可愛らしさは、かなり貢献度が高いと思います。
 
もしかしたら、最後に夏目とお別れすることになるのかなと思うと、終わってほしくない気分です。
 
この2人の魅力が、作品の大事な役割を果たしていると思います。

 

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2.物語の舞台がノスタルジックな田舎


 
↑↑↑「聖地巡り」。(2分30秒ぐらいからがおススメ)
「夏目友人帳」探訪マップの他、すっごい田舎なので「ナビ情報」も案内所でもらえるようです。
 
物語の舞台となっている町は、里山のような自然がいっぱいの田園地帯です。
 
日本の原風景といえるようなその景色は、作者の故郷のものといわれます。アニメ制作の際は、その故郷の熊本県・南部・人吉球磨地方の風景がモデルとして使われました。「聖地」になっています。
 
深い山に大きな川、日本人なら誰でも懐かしさを感じるノスタルジックな風景です。

 

3.妖怪とレイコの間の切ない友情

 
夏目が名を返すとき、名前を奪われた妖(あやかし)のレイコとの記憶が流れてきます。
 
妖(あやかし)たちはレイコを慕い、いつか戻ってくると待ち続けています。
 
レイコは夏目の祖母で、とっくに亡くなっているのですが、人の儚さと妖(あやかし)の長い命との対比が切ないです。
 
寿命のある人間を、何十年、ときには何百年も待ち続ける妖(あやかし)の哀しみは、「夏目友人帳」の中で、よく取り上げられるテーマです。
 
人間と動物(ペット)と置き換えると、妖(あやかし)の気持ちがすごくよくわかる感じがします。
 
とても大切に想っているペットを飼っている人なら分かってくれると思うんですが、彼らの寿命はたいてい人より短いです。
 
私は小さい頃から一緒に暮らしていた犬が、17歳で逝ったとき、なんでこんなに寿命が違うのかなあと、虚しくて虚しくて仕方がなかったことがあります。
その子が好きすぎて、犬は今でも飼えません。
 
今はうさぎを飼っているのですが、もうすぐ8歳、うさぎの寿命に近づいています。

 

 
一緒に老いていきたいなと、本気で思うんですよ。(._.)
 
妖(あやかし)たちの100年は、あっという間です。
人は、その間にいなくなってしまいます。
 
待っても待っても、もう会うことは叶いません。
 
レイコを待っていた妖(あやかし)の、孫の夏目に会ったときの悲しみが、切ないです。

 

4.登場する妖怪たちが個性的

出典:sky.geocities.jp
 
心優しい妖怪、可愛らしい妖怪、そして、恨みを持った妖怪、いろんな個性的な妖怪が登場します。
 
中には、本当に妖怪っぽい不気味なもの、悪意のあるものも出てきます。
 
ほのぼの系の話の中に、こういうゾワッとする瞬間があるのが、また話に深みを持たせているなと思います。
 
私が一番好きな話は、1巻・弟2話の「露神」の話です。
すごく始めのほうの話なのですが、未だにこの話が一番好きです。
 
小さな祠(ほこら)に棲む露神様。
だんだんお参りしてくれる人が少なくなり、露神様は、どんどん小さくなっていきます。
そして、とうとう最後の1人、ハナさんが逝ったとき、一緒に消えてなくなります。
 
神様は、信仰してくれる人がいなければ、存在できません。
それでも、最後まで人を見守り続けます・・・。
 
道を歩いているとき、小さな祠を見かけると、露神さまがいないかなと思って見てしまうのです。(´・ω・)

 

5.ワキ役のお兄さんがたちが、かっこよすぎる点!

 
女子との恋愛がほとんどない「夏目友人帳」。
 
夏目にからんでくる「祓い屋」の2人のお兄さんが、かっこよくて女子に大人気だったりします。
 
アニメの声優は、完全に考えられていそうです。
夏目貴史→神谷浩史
名取周一→石田彰
的場静司→諏訪部順一
(≧◇≦)
 
的場の御曹司は、漫画のキャラはちょっと上から目線すぎてうっとおしいなと思うんですが、CV諏訪部なら「もっと攻めて、もっとしゃべらせてーっ!」てなります。( ̄▽ ̄)…スミマセン
 
アニメ「伍」の高校時代の名取と的場の回は、大サービス回でした。
原作に忠実なので、原作自体がそうなんですが・・・。(原作は17巻)
 
名取と的場の祓い屋としての過去、立ち位置、考え方の違いが、すごくしっかり考えられていると思います。
 
ちなみに、私は「柊」が大好きなので、名取さん贔屓です♡
 
彼らは妖祓い屋なので、妖(あやかし)と友情を結ぶ夏目に忠告することも多いですが、今後どうなっていくのでしょうね。
 
アニメ第6期は、漫画の17~21巻(最新刊)あたりまでになると思われます。
 
漫画のほうは、ちょっとマンネリぎみな感じがするので、今後の展開が楽しみです。(*’▽’)
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