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寒天は、食物ダイエットに用いられることで、よく知られていますね。
 
100gでわずか2カロリーというほぼゼロカロリー食品なのですよ!
私は、おやつを寒天ゼリーに変える、プチダイエットをしたことがあります。(*^_^*)
 
海藻なので、お通じにもよく、「まごわやさしい」の「わ(わかめ)」に分類される、積極的に食べたい食材です。
 
「寒天」と「ところてん」はよく似ているので、なにかと話題になることがあります。
この2つは、もともと天草(てんぐさ)という同じ海藻からできていて、生まれた時期と製造過程が違うだけです。
 
今回は、寒天・ところてんの健康効果について、調べました。

 

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寒天・ところてんのはじまり

 
寒天とところてんは、どちらが先に生まれたと思いますか?
 
そもそも、この2つ、どう違うのか、分かりにくいですね。
 
まず、どちらが先に生まれたというと、「ところてん」が先です。
簡単にいうと、寒天は、ところてんの水分を凍らして乾燥させたもので、後々ほんの偶然の発見からできたものなのです。
 
それでは、それぞれの由来を見ていきましょう。

 

(1)ところてん


 
ところてんは、漢字では「心太」と書きます。
知らなければ、男の子の名前かな?とか思ってしまいそうですね。
 
ところてんは、正倉院の書物に「心太」記されているところから、奈良時代にはすでにこの名で呼ばれ、存在していたといわれます。
 
1300年も前のことですよ。
間違いなく、日本の伝統食品といえるでしょう。
 
室町時代に入ると、この「心太」という漢字は、湯桶読みで「こころてい」と発音されるようになります。
 
その「こころてい」が、長い年月の間で変わり、「ところてん」と呼ばれるようになったという説が有力です。
 
ところてんは、天草(てんぐさ)という海藻からできます。
良質な天草は、ほとんどが日本製で、特に太平洋側の海で採れるものは、品質がよいそうです。
天草(てんぐさ)とは、このような物です。乾燥させたものです。
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ところてんは、天草をきれいに洗って、ヒノキ製の大釜で煮て作ります。
炊きあがったら、天草を絞って容器に入れ、ゆっくりゆっくり自然冷却します。
 
出来上がったら、それをある程度の塊に切り、付き棒で押し出して完成です。

 
 

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(2)寒天

 
寒天は、江戸時代初期(1685年)に、京都で生まれました。
 
現在の京都市伏見区の旅館「美濃屋」の主人・美濃太郎左衛門が、真冬に「ところてん」の残りを戸外に捨て置いたところ、翌朝、それが乾いたものが出来上がっていました。このとき偶然出来ていたものが、寒天です。
 
つまり、ところてんを氷点下で凍らせて乾燥させたものが、寒天なのです。
 
「美濃屋」の主人は、それを宇治の万福寺の僧・隠元禅師に試食してもらったところ、これは美味しいということで、精進料理に用いられることになり、隠元禅師が「寒天」と名付けたそうです。
  
この話で出てくる寒天は糸寒天ですが、他に、棒寒天や粉寒天などがあります。お料理やゼリーを作る場合は、粉寒天が使いやすいですよ。

 

寒天の効果


寒天は、あらゆる食品の中でもっとも食物繊維を多く含む食品といわれます。
 
寒天の主成分は、多糖類のガラクトースです。
ガラクトースには、ゼラチンの約7倍もの強い凝固作用があります。
 
他には、鉄、ヨード、カルシウムなどが含まれます。

 

(1)便秘の解消・デトックス効果

 
寒天のもっとも大きな効果は、便秘解消・デトックス効果です。
 
寒天のガラクトースは、腸内では消化吸収されないので、カロリーはゼロです。
 
ガラクトースは、腸内の老廃物や毒素を吸着して体外へ出すのを助けるため、便秘の解消に役立ちます。
 
便秘が慢性化すると、大腸ガンを引き起こす原因の1つにもなると考えられています。
 
便秘を解消し、なおかつ低カロリー食材ということで、寒天はダイエット食品として大いに注目されています。

 

(2)生活習慣病の予防

2004年に、長野県で寒天に関するある研究結果が発表されました。
 
76人の糖尿病患者を「寒天を食べない組」と「寒天を食べる組」に無作為に分けて、3か月後にどのような違いが出るかを調べる実験をしたのです。
 
「寒天を食べる組」は3か月間毎日、夕食前に約180gの寒天食(寒天の食物繊維を2~4g分含んだもの)を食べてから食事をとりました。食事の内容は、両組とも従来どおりの食事制限(1日当たり1600kcal)を守って行われました。
 
結果は、毎日夕食前に「寒天を食べた組」のほうが、「寒天を食べない組」よりも血糖値、コレステロール値、体脂肪率、血圧のすべての数値が改善されていたそうです。
 
この実験で、寒天が高血糖や高コレステロール、肥満、高血圧の改善や予防に有効だということが実証されました。

 

(3)美容効果

 
寒天には便秘を解消する働きがあるので、肌荒れや吹き出物を防ぐ効果があります。
また、寒天に含まれるアガロペクチンという天然の成分が、美肌効果に役立つ働きをします。
 
この成分は、紫外線から肌を守る効果があり、コラーゲンの破壊を抑えて、シワやたるみの原因を抑制する作用があります。

 

まとめ


 
ところてんや寒天は、ほぼノーカロリーの海藻から作られ、腸をきれいにする効果があるため、毎日でも取りたい食品です。
 
寒天は、無味無臭なので、いろんな料理に使ったり、食感を生かしてゼリーにするなど、食べ方も工夫できますね。
 
★ところてんと寒天は、どちらも天草(てんぐさ)から作られるもの
★ところてんを氷点下で凍らせて乾かしたものが寒天
★カロリーがほとんどないので、ダイエットに使われることが多い
★寒天には、便秘解消・美容効果・生活習慣病の予防効果がある

 
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